WarFTPdは初期状態だと、インストール時に設定した管理者アカウントでしかログインできない。ファイル共有サーバとして運用するには、設定ツール「Server Console」で管理者としてログインし、ユーザーのアカウントを作成する必要がある。最初は、自分が日常的にサーバを使うためのアカウントを作ろう。
作成するユーザーは、Admin、User、Anonymousという3つのユーザーグループのいずれかに所属させる必要がある。後でグループごとにサーバの使用権限を設定するためだが、取りあえずここではグループ「User」に登録しておこう。
なおWarFTPdは初期設定のままだと、ファイルをアップロード可能なフォルダ「upload」内のファイル一覧を参照したり、ダウンロードしたりすることができない。FTPクライアント上ではそのフォルダは空っぽのように表示されてしまう。クライアントからダウンロードすることができないため、非常に不便だ。サーバの設定を変更して「upload」内のファイルを外部から利用できるようにしよう。