昔に見たホームページをもう一度見たい。あるいは、過去に話題になったサイトを最近知ったので、ぜひ閲覧したい。だが、URLを調べてアクセスしてももう残っていない。そんなときには、いくつかの手段がある。
まず、なくなって時間がたっていない場合は、「Google」のキャッシュに残っていることがある。そのキャッシュにアクセスすれば、当時のホームページを見られるのだ。ただ、ウインドウズXPでGoogleに直接アクセスすると、文字コードがUnicodeになってしまうことがある。その場合、キャッシュが見つかっても、日本語のサイトだと文字化けしてしまうのだ。Googleにアクセスするときに、シフトJISを指定しよう。
ホームページがなくなって時間がたっている場合は、「Wayback Machine」が便利だ。世界中のホームページの過去の履歴が保存されているサイトだ。URLを入力して検索すれば、見つかることが多いだろう。なお、サイトのURLは「.com」ではなく「.org」なので注意。「.com」の方は悪質な広告サイトで、多数のポップアップ広告が表示されるぞ。
ここまでの手段で見つからないときは、サイト名やURLをキーワードに検索してみよう。データを保存しているサイトが見つかるかもしれないぞ。GoogleでURLをキーワードに検索するときは、「http://」を取り除くこと。取り除かないで入力すると、直接URLのサイトにアクセスしてしまう。
また、ネットアイドルなどの画像を探したい場合は、「WinMX」などのファイル共有ソフトを使うといい。意外と多くの画像が見つかる。