主要なコーデックさえ入れておけば、映像や音声が再生できないということはほとんどなくなるはずだ。しかし、それでも再生できない場合は、特殊なコーデックが使われているか、ファイルが破損しているかのどちらかだ。
そこで、まずは動画に使われているコーデックを調査する「GSpot」を使ってみよう。海外製なので英語表示だが、操作は至って簡単だ。GSpotで動画ファイルを読み込むと、使用されている映像コーデック、音声コーデック、動画のアスペクト比、ビットレートなどの情報を簡単に調べることができる。AVIだけでなく、OGGやOGM形式のコンテナにも対応しているのが特徴だ。ファイルの「送る」メニューにGSpotを登録できるなど、便利な機能もある。
もし必要なコーデックがインストールされていない場合は、Googleなどでコーデック名で検索すればすぐに見つかるはずだ。
1. GSpotを起動したら「Path」の隣の「...」をクリックして、コーデックを調べたい動画ファイルを選択する。ファイルをドラッグ&ドロップしてもよい
2. 右側の「Video Format」「Audio Format」に、使用されているコーデックが表示される。コーデックがインストールされていない場合は「Codec NOT Installed!!」と表示される。「Name」に表示されている名前を参考に、必要なコーデックを探してインストールしよう。なお、コーデックがインストールされている場合は「Codec IS Installed」と表示される
3. パソコンにインストールされている動画コーデックを調べるには、「View」→「Installed Codecs」→「Video」を選択する
4. コントロールパネルから調べる場合に比べ、表示が非常に見やすく使いやすい。音声コーデックも同様に「View」→「Installed Codecs」→「Audio」を選べば調べることができる