Winampやメディアプレイヤーなどのプレイヤーソフトで、CDアルバムからMP3化した曲を順番に再生すると、曲ごとに2秒ほどの無音の部分が必ず挿入されてしまう。
パソコンでCDを再生するときには、このような曲間部分は発生しないように、プレイヤーソフト側で補正されることが多い。しかしMP3の場合は、たとえ本来は曲間で音が途切れないはずのノンストップCDから作ったファイルであっても、次の曲を再生する瞬間に必ず無音部分が挿入される。スムーズに次の曲へつながらないので、気になる人もいるだろう。
曲間を気にせずにMP3を再生するには、同じアルバムから作ったMP3ファイルをすべて無圧縮ZIP形式にしてまとめるなどの方法があるが、作業が面倒だ。
最も簡単なのは、アルバム1枚を、丸ごと1つのMP3ファイルにする方法だ。定番のMP3作成ソフト「CDex」には、曲間に無音部分が挿入されないようにアルバム全体をMP3化する機能がある。これを活用しよう。普段使っているツールだけで、無音部分のないノンストップMP3をパソコン上で楽しむことができるぞ。
1. 「cdex_150.exe」をダブルクリックし、CDexを適当なフォルダにインストールする
2. 日本語化パッチのファイルを解凍し、CDexをインストールしたフォルダにある「lang」フォルダ内にコピーする
3. MP3を作りたいCDをドライブに挿入してCDexを起動する。メニューの「Options」→「Select Language」→「japanese」を選ぶ