「窓使いの友」は、通常は操作できないウインドウズの350個近い隠し設定を簡単に変更するツールだ。
普通、隠し設定を変更するには、手作業でレジストリをいじらなければならない。OSを破壊してしまう可能性があるため、非常に危険だ。しかし、窓使いの友を使うとクリック1つで簡単に設定が行える。
窓使いの友では、高速化に役立つ項目が、主に「パフォーマンス1」と「パフォーマンス2」タブにまとめられている。オススメの項目は、「メニューの表示速度」「使用していないDLLを解放する」「AVIファイルのあるフォルダに速くアクセスする」だ。これらの設定を変更すると、XPの動作速度が目に見えて向上するぞ。
また、ネットワークについての隠し設定も数多く用意されている。インターネットやLANの速度が遅く感じるなら、設定を変更してみるといいだろう。
1. 「winamigo_setup _203.zip」を解凍し、「winamigo_setup _203.exe」をダブルクリック。窓使いの友をインストールしよう
2. スタートメニューから窓使いの友を起動する。「パフォーマンス1」タブを選ぼう。「メニューの表示速度」はメニューバーをクリックしたときのメニュー表示速度だ。「規定値」のチェックを外して数値を減らしてみよう。XPがサクサク動作するようになる
3. 「パフォーマンス2」タブを選ぶ。「使用していないDLLを解放する」と「AVIファイルのあるフォルダに速くアクセスする」をチェックする。不要な処理を停止することで、パフォーマンスを向上させることが可能だ
4. 「ネットワーク」タブを選び、「ワークグループ内のマシンの表示を速くする」を選ぶ。特に会社やルータを使ったLAN環境などで効果を発揮する設定だ