ビジネスマンが気にする臭いは汗だけではありません。最近は店舗や企業で分煙が進む一方、喫煙場所が狭く、タバコの臭いが服についてしまうケースも多いようです。とくに都会の喫茶店などは席と席が隣接しているため、お茶を飲んだだけで煙にさらされてスモーキーな臭いが漂い始めます。これも喫煙者本人は感じにくいのですが、周囲の人は確実に感じ取っているので要注意。やはりラクーンの出番です。
今回はラクーンの消臭能力を探るため、喫煙所でたっぷり3時間いぶしたシャツを御用意。計測してみると数値は90前後でしたが、人の感覚では汗だくのジャケットよりも“鼻につく”印象で、喫煙しない人なら顔を背けるレベルです。
まず2時間の消臭モードでラクーンを動かします。計測値は30台となり、人の感覚ではだいぶ緩和されたようですが、まだ顔を近づけるとそれと分かるレベル。より完璧を期するため、さらに4時間モードを実行したところ、気にならなくなりました。これなら電車の中で咳払いされることもありません。
女性にとって、臭いの問題は男性以上に深刻です。汗の臭いやタバコ臭はもちろん、例えばお昼を食べていてソースを飛ばしてしまうこともあります。濡れタオルなどで拭き、かえって染みを広げてしまったりしたら、やはり時間の経過とともに臭ってくることになります。
さすがのラクーンも食べこぼしの染みまで消すことはできませんが、ここでもう1つ、便利なアイテムを紹介したいと思います。同じくAQUAブランドから販売されている世界最小のハンディ洗濯機「COTON」(以下、コトン)です。整髪剤の缶のようなサイズですが、実は凸凹した先端から水を少量ずつ出しながら衣類を叩くことで汚れを落とすという立派な機械式洗濯機なのです。
彼女が持ってきたのは、洋服の下に敷いて汚れを移すためのペーパータオル。本来はキッチンペーパーを使いたいところですが、オフィスのトイレにあるペーパータオルでも代用は可能。コトン自体も小さいのでオフィスにも常備しておくと便利です。
本体に水を入れ、付属のマットとペーパータオルを重ね、汚れた服を置いて少量の洗剤を塗布。先端をあててコトコトと動かすと、次第に汚れが下のペーパータオルに移っていきます。うまく使うポイントは、大きな汚れの場合、先に固形物などをとっておくこと、そして汚れを広げないため、周囲から内側に向けて動かしていくことです。
服が乾いたらラクーンの出番です。オゾンは服に残った微量な有機物を分解してくれるため、臭いが残ることはありません。そして水を使わないため、おしゃれ着などを傷めないという点もポイントでしょう。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia LifeStyle 編集部/掲載内容有効期限:2015年9月6日