これはもう身につけるプライベートシアター!! 有機ELパネルで進化したエプソン“MOVERIO”(モベリオ)「BT-300」の実力本田雅一のウェアラブルスタイル(3/3 ページ)

» 2016年12月01日 10時00分 公開
[本田雅一PR/ITmedia]
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 本機の良さは、大画面を小さなデバイスでも楽しめ、映像に没頭できることだ。しかし、矛盾するようだが”没入しすぎない”ことが本機の良さという側面もある。VRディスプレイのように完全に視野を覆うのではなく、また周囲の照明を暗く落とすわけでもなく、より自然に周囲の情報を感じながら、一方でシェードの濃度によって映像への没入感、あるいは距離感といったものを調整できる。

メガネの上にBT-300を装着する本田氏

 正直に告白すれば、映像作品をAR表示を得意とするメガネ型ディスプレイで鑑賞することに対して、あまり積極的になりたいとは思えなかったのだが、ここまでの高画質、快適性であれば”なるほど、これはアリ”だと感じる。いや、むしろ長時間での移動が多い映像ファンなら、積極的に使いこなしたいと思うだろう。

 映像作品を楽しむためのディスプレイとして大幅に進化したということは、写真の鑑賞やWebページ表示など、その他あらゆる表示の質も高まったということ。筆者の場合、その映像表現の豊かさに驚きを感じたが、それぞれの使い方の中に別の驚きを感じることもあると思う。

 ただし、その際にややハードルとなるのは本機がGoogle Playに対応していないという点である。前作と同様、MOVERIOシリーズ向けに開発されたアプリをエプソンが提供するアプリマーケット「MOVERIO Apps Market」からインストールして使用する形だ。映像視聴アプリとしては「楽天SHOWTIME」「U-NEXT」アプリがある。

 エプソン自身が推奨しているわけではないが、アマゾンが提供している「Kindle Fire」向けのマーケットアプリなど、独立系のマーケットアプリをインストールしてみたところ、問題なく「アマゾン・プライムビデオ」などを楽しめた。

 バッテリー持続時間も最大約6時間と充分。フロントカメラも500万画素となり、実用性が大幅に増しており、本体そのものの小型化とともに商品としての魅力が大きく向上した。前モデルを体感したことがある方も、今一度、本機を体験してみるといいだろう。その改善幅の大きさに驚くはずだ。

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提供:エプソン販売株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia LifeStyle 編集部/掲載内容有効期限:2016年12月14日