デジタル一眼のメリットは、レンズを交換できることだが、レンズをたくさん用意するとその分バッグが重くなるしかさばる。その点マイクロフォーサーズ規格であれば、交換レンズが軽くてコンパクトなので複数持ち歩きやすい。もちろん高性能なPROレンズはそれなりに大きいが、一般のシリーズは軽くて細いのでバッグの隙間に放り込めるのだ。
標準ズームレンズの「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6EZ」とは違うテイストのレンズを1本入れていくといい。ある人にとっては望遠ズームであり、背景がよくぼける単焦点の中望遠レンズであり、そこはいろいろなのだが、ここではマクロレンズをピックアップしたい。
今回チョイスした「M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro」は細くて軽くてコンパクトで、ものすごく寄れるのである。
このくらい寄れるのだ。地面におちた枯れ葉を逆光で捉えてみた。レンズ前ギリギリのとこにある葉っぱが被写体。ほんとに撮れる証拠に、モニターも一緒に写し込んでみた。
それで撮れた絵がこちらである。ほんとにギリギリまで寄って超どアップで撮れているのが分かるかと思う。マクロ撮影時はすごくピントがシビアになるので気をつけること。
もしミニチュア系の趣味を持っているなら(時計でもフィギュアでも模型でも)、マクロレンズは必須。1/43スケールのミニカーがここまで寄って撮れるのである。
普通ならこんな風に撮れる料理も、
「M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro」ならさらにぐっと寄れるのである。
ありがちなところで液晶画面を撮ってみた。
これを等倍で見ると、液晶のRGBのドットがくっきり見える。
肉眼では見えないところまで撮れちゃうのが楽しいところ。ぐっと寄って撮りたい被写体を持っている人は必須レンズといっていい。
いやあ、「PL」シリーズってエントリー向けで、しかも女子カメラってイメージが強かったのだけど、実はそんなことない。「E-PL8」のブラックモデルなんか特に見た目的にも質感がいいし、伝統的なカメラスタイルでカッコいい。確かにハイエンド機が持つメカっぽさや先進機能満載感はないけれども、必要な機能は十分に備え、携帯性が高くてどこへも連れて行ける。必要な時さっと撮れる機動力はこちらの方が上かもしれない。
このボディのコンパクトさを生かしつつ、デジタル一眼ならではの写りを楽しむべく、標準の薄型標準ズームレンズに、コンパクトで写りがいい単焦点レンズを1本組み合わせて撮影にでかけるのがおすすめである。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia LifeStyle 編集部/掲載内容有効期限:2016年12月26日