大切な人へのプレゼントにも――テレビの音を手元で聞けるワイヤレススピーカーの選び方(1/2 ページ)

テレビの音が聞こえにくいと感じたことはありませんか? オーディオテクニカの「SOUND ASSIST(サウンドアシスト)」シリーズは、日常の音にまつわる問題を解決してくれるテレビ用のワイヤレススピーカー。タイプの異なる3製品を紹介します。

» 2017年09月04日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
PR

 テレビの音が聞こえにくいと感じたことはありませんか? 例えばドラマの続きが気になるのにキッチンで洗い物をしていてセリフがよく聞こえなかったり、テレビや映画を見たいのに子どもが近くで寝ているためにボリュームを上げられなかったり、また高齢の方の中にはついついボリュームを上げてしまい、家族に指摘されたりすることもあるかもしれません。そんな音にまつわる日常の問題を解決してくれるのが、テレビ向けのワイヤレススピーカーです。

 ワイヤレスというとスマートフォンなどから音楽を再生できるBluetoothスピーカーを思い浮かべるかもしれませんが、今回紹介するのはテレビの音を聞くことに特化した製品。日本の老舗オーディオメーカー、オーディオテクニカが販売している「SOUND ASSIST(サウンドアシスト)」シリーズからタイプの異なる3製品をピックアップ。それぞれの特徴と選び方を紹介します。

「SOUND ASSIST(サウンドアシスト)」シリーズ

 年齢を重ねると、言葉の聞き分けに重要な高い音を感じ取る細胞が減ってくるといわれていますが、テレビの音を聞き取りにくい原因は耳だけではないかもしれません。ブラウン管の頃と違い、最近の薄型テレビは画面が大きく、スピーカーが小さくなっています。中には正面をすっきりさせるためにスピーカーを下向きに配置するなど、音質面で不利な製品も多いのが実情。とくに高い音(周波数が高い)は減衰しやすい性質を持っていますので、テレビのスピーカーが“聞き取りにくさ”の一因になっている可能性は否定できません。またテレビの画面が大きくなったため、テレビから離れて見るようになったことも聞き取りにくくなった理由の1つではないでしょうか。

 サウンドアシストシリーズは、音が聞き取りにくいのであれば、音源を近くにもってくればいいというシンプルな発想から生まれたアイテムです。音源が近ければボリュームを上げなくても聞こえますし、そもそもスピーカーが大きく、しっかりしたキャビネットを設けているので音質面も有利。有線タイプのほか、赤外線やデジタル無線方式のワイヤレスタイプもラインアップしているため、個々のニーズや使用環境に合わせて選ぶことができます。

家中、どこでも持ち歩ける「AT-SP767TV」

 ステレオタイプの「AT-SP767TV」は、サウンドアシストシリーズの最上位モデルです。多くのテレビより大きなスピーカーユニットとキャビネット容積を持ち、小さな音から大きな音までテレビの音をクリアに再生します。

 無線伝送には2.4GHz帯のデジタル無線方式を採用しています。この方式は伝送距離が約30mと非常に長く、障害物にも強いことが特徴。例えばスピーカーを置いたテーブルの上に食器が並んでいたり、送信機とスピーカーの間に人がいたりしても音は途切れません。広いリビングルームはもちろん、ほかの部屋に移動しても使用できます。

デジタル無線方式のためテレビから離れても大丈夫。IPX2相当の防滴仕様でキッチン周りでの使用も安心

 さらにスピーカー本体はバッテリーを内蔵しているので持ち運んだ先でコンセントを探す必要もなし。送信機は充電器を兼ねているので、使用しないときは送信機の上に置いておけば省スペースで充電もできます。

充電中。送信機はテレビ台などのちょっとしたスペースに置けます。フットプリントは180(幅)×77(奥行き)mm

 スピーカー本体を見ると、お年寄りにも使いやすく作られていることがよく分かります。ハンドルは大きくがっちりとした固定式で、電源ボタンは上面の真ん中に大きく配置されています。その手前にLEDランプがあるため電源の状態は一目瞭然。ボリュームもしっかりとした大きなダイヤル式と、操作するものの形がすべて異なるため、暗い場所でも間違えようのない、とても親切な作りです。

暗い場所でも間違えようのない、とても親切でシンプルな作り。音量の表記も「小」より「大」の文字が大きくなっていて直感的にどちらに回せば良いのか分かります

 設置はとても簡単です。送信機から延びているケーブルをテレビのイヤフォンジャックに差し込み、電源コードをコンセントにつなぐだけ。出荷時にペアリングも済んでいるので面倒な設定作業は必要ありません。同梱(どうこん)されている説明書も図版を多用しているので、迷うことはないでしょう。もちろん、オーディオテクニカは国内のオーディオメーカーだけに電話サポートなどの体制もしっかりしています。

テレビのイヤフォンジャックに充電台から延びるケーブルを接続します
通常の説明書の他に、分かりやすい“かんたんマニュアル”も入っています。大きな図版入りで迷いません
送信機を兼ねた充電台。RCAピンプラグと3.5mmステレオミニジャックの変換コードも付属しています

 52mm径のフルレンジスピーカーは、人の声を含む中音域を重視した作りで、音量の大小を問わず非常に聞き取りやすくなっています。それでも聞き取りにくいという場合は、スライドスイッチの「はっきり音」をオンにしてみましょう。これは、人の声の帯域だけを持ち上げ、アナウンサーの声やドラマのセリフを聞き取りやすくするというもの。効果音などはそのままなので、人の声だけがくっきりと浮かび上がります。2段階の調節が可能です。

 さらにAT-SP767TV本体側面にはイヤフォンジャックも備えていて、手持ちのイヤフォンやヘッドフォンを挿して使用することも。例えば深夜に1人でテレビを見ようと思ったとき、近くにあるAT-SP767TV本体にイヤフォンを接続すればテレビから離れていても音が聞けます。とくにポータブル用のイヤフォンは0.8〜1.2mのコードしか付いていないのでとても便利です。

 バッテリー駆動時間は連続使用時で約15時間と1日中使っていても問題のないレベルです。充電には5〜6時間かかりますが、就寝時に充電台に載せればいいだけ。テレビからの音声信号が途切れると10分後には送信機がスタンバイ状態になり、その1分後には受信機も電源オフになる親切設計なので、使いたいときにバッテリーがないといったトラブルも起きません。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.


提供:株式会社オーディオテクニカ
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia LifeStyle 編集部/掲載内容有効期限:2017年9月10日

関連リンク:SOUND ASSIST(サウンドアシスト)