これまで紹介してきたツールでは物足りない人は、さらに詳細な設定を行える「窓使いの友」を使ってみよう。自分の環境に適した数値をトライアンドエラーで探しながら調整しなければならないので、設定の難易度は高いが、その分最適な設定を行った場合の効果は高いぞ。
設定画面は項目ごとに24のタブに分かれていて350もの設定項目がある。高速化にかかわる設定は、「パフォーマンス1」「パフォーマンス2」のタブの中にある
今回紹介したツールは、Windowsの重要な設定を変更するものだ。何らかのトラブルによって、最悪の場合パソコンが起動しなくなってしまうこともありえる。そこで、これらのツールを利用する前には、必ず設定のバックアップを取っておくこと。バックアップには、レジストリエディタを使う方法と、システムの復元を使う方法(Windows XPのみ)がある。
Windows XPの場合は、システムの復元を使うのが、確実かつ簡単だ。レジストリの変更前に「復元ポイントの作成」を行っておこう。ただし、ある程度ディスクの空き容量がないと複数の復元ポイントが作成できない点には注意が必要だ。
レジストリだけをバックアップするには、「スタート」メニューの「ファイル名を指定して実行」で、“regedit”と入力し、レジストリエディタを起動。「ファイル」→「エクスポート」で、エクスポート範囲に「すべて」をチェックしてから保存しよう