レビュー
荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ:

“新生”FREETELスマホのカメラはどう? 「REI 2 Dual」と「Priori 5」を撮り比べ (1/3)

FREETELの「REI 2 Dual」はデュアルカメラを搭載する3万円台のミドルレンジスマホ。一方、同ブランドの「Priori 5」は、1万円台半ばのエントリースマホ。運営元が変わった“新生”FREETELのスマホのカメラはどうなのか、撮り比べてみた。

 もはや当たり前になったように見えるデュアルカメラ端末。当たり前だけれど、カメラを2台積めばコストがかかるわけで、ちょっと前までは「ハイエンドモデルでは当たり前になりつつある」という感じだった。

 でも、徐々に3万円台で買えるクラスでもデュアルカメラを楽しめるようになってきた。その1つが、今回ご紹介するFREETEL(MAYA SYSTEM)の「REI 2 Dual」というわけ。


今回レビューする「REI 2 Dual」

デュアルカメラは“ボケ”を楽しむためにある

 なぜ、デュアルカメラがそこまで求められるのか。機種によって2つ目のカメラの使い方に差はあるけれど、基本は「背景がぼけた」写真を撮るため。

 メインの被写体以外をぼかすことで、撮りたいものが目立つ写真になるし、一般的には背景がぼけた写真は「デジタル一眼で撮った写真っぽい!」ということで尊ばれているわけだ。

 デュアルカメラにすると、2つのカメラの微妙な見え方の違いで被写体の前後関係をある程度測れるので、背景をぼかした写真をより正確に撮れるのである。

 REI2 Dualのデュアルカメラは、片方が1300万画素のカラーセンサー、もう片方は同じ画素数のモノクロセンサーを搭載。レンズの明るさはF2.2と標準的だ。モノクロの方は背景ぼかしや夜景モードに使う。

 とりあえず、背景をぼかしてみよう。

 標準カメラアプリの見た目はiOS風。シャッターボタンの上(横)にある文字列をスワイプすると、撮影モードを切り替えられる。こいつを「ボカシ」にすればOK。


カメラアプリはiOS風。iPhoneのカメラになれていれば、基本操作は問題なくできそう

 ボカシを選ぶと、画面に絞りのアイコンとF値が表示される。標準はF2.8。ここをタップすると、絞り値を変えられる。数字を小さくするとよりボケは大きくなり、フォーカスの合う範囲が狭くなるという仕組み。

 では撮影。


ボカシで撮影してみる

 髪の毛や指先のエッジに不自然さはあるけれども、それっぽいボケかたはしてくれた。

「ナチュラル美顔」を詳細設定すると……?

 撮影モードは、ボカシの他に「パノラマ」「写真(デフォルト)」「ナチュラル美顔」「夜景」「ビデオ」の5つがある。これらのうち、ナチュラル美顔モードを試してみよう。

 まず写真とナチュラル美顔で撮り比べ。


デフォルトの「写真」で撮影

「ナチュラル美顔」モードで撮影

 両者の違いを分かりやすくするために、アップで並べてみた。


顔の周辺を拡大。左が「写真」、右が「ナチュラル美顔」で撮影したもの

 ナチュラル美顔モードは“ナチュラル”と言うだけあり、肌がすごく滑らかに処理されていることが分かる。

 偉い。

 ナチュラル美顔のレベルは「0」から「5」まで用意されている。上の写真はレベル3で撮ったもの。


ナチュラル美顔はレベル0から5まである

 さらに「詳細表示」にすると「目」「輪郭」「肌の滑らかさ」「肌の白さ」の4つを個別に調整できる。

 ということでこれらの4項目を全部レベル5にするとこうなる。


「目」「輪郭」「肌の滑らかさ」「肌の白さ」の4つを全部レベル5(最大)にした図

 詳細表示すると通常の「ナチュラル美顔」のレベル5をはるかに超えたかなり極端な美顔処理をできるわけ。全パラメータをレベル5(最大)にすると、どうひいきめに見ても「ナチュラル」じゃないのはご覧の通り……。何というか、「宇宙人顔」になってしまうので注意。

 最近のスマートフォンの美顔系モードは不自然さがないナチュラル系が中心だったので(だからこそREI 2 Dualも「ナチュラル美顔」という名前にしたのだろうし)、詳細設定で宇宙人化できるのが妙に懐かしくて遊んじゃいました。

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