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ソフトバンクのHuawei製Androidスマートフォン「004HW」、発売中止
ソフトバンクモバイルが、2011年春の販売開始へ向けて開発を進めていたHuawei製Android 2.2搭載スマートフォン「IDEOS X3 004HW」の発売を中止すると発表した。
ソフトバンクモバイルが4月8日、2011年春モデルとして発売の準備を進めてきたHuawei製Androidスマートフォン「IDEOS X3 004HW」の発売を中止すると発表した。
IDEOS X3 004HWは、2010年11月に開催した発表会で新モデルの1つにラインアップされていたAndroid 2.2搭載の低価格なスマートフォン。2011年春の発売を予定していた。発売中止の理由を同社広報部では「ソフトバンクモバイルとHuaweiで004HWの開発を進めていく中で、次期モデルに開発リソースを集中させるべきと判断したため」と話した。次期モデルも並行して開発しているという。
IDEOS X3という名称は、発表当初の004HWには付けられていなかったが、これは日本での発表がグローバルでの発表よりも早かったため。後日発表されたグローバルモデルにIDEOS X3という名称が付いたことから、004HWにもそれにならってIDEOS X3というペットネームが付いたとのこと。
なお004HWの発売中止と東日本大震災とは一切関係ないとしている。
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