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Qualcomm、Krait 450とAdreno 420採用の「Snapdragon 805」発表:グラフィックス性能は4割向上
すでにメーカー向けのサンプル出荷を始めていて、2014年前半には採用製品が市場に登場する予定だ。
Qualcommは、Snapdragon 805シリーズを発表した。すでにメーカー向けのサンプル出荷を始めていて、2014年前半には採用製品が市場に登場するとQualcommは説明している。
Snapdragon 805シリーズは、中央演算処理コアに新世代のKrait 450をクアッドで実装する。動作クロックはSnapdragon 800シリーズの2.3GHzを超える最大2.5GHzに達する。また、グラフィックスコアにも新世代のAdreno 420を実装することで、描画関連の処理性能が従来から最大40パーセント向上すると説明している(具体的なグラフィックスコアの名称は記載していないが、これまでの最新グラフィックスコアは、Snapdragon 800シリーズに実装するAdreno 330になる)。
画像解像度ではUltra HD(3840×2160ピクセル)をサポートして、この解像度での動画撮影や再生、デュアルカメラに対応するISPも利用できる。さらに、ハードウェアによる4K HEVC(H.265)デコードにも対応したことで、少ない消費電力で大容量の動画コンテンツの送信や再生が可能になる。
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