Galax S8/S8+/Note8をPCライクにする「DeX Station」が日本上陸 11月1日発売:Web通販限定
サムスン電子の「Galaxy S8」「Galaxy S8+」「Galaxy Note8」をデスクトップPCライクに使うための周辺機器「Dex Station」の国内販売が決定。Web通販限定で販売する。
サムスン電子ジャパンは11月1日、「DeX Station(デックスステーション)」を主要なWeb通販サイトを通して発売する。販売価格は1万5000円前後(税別)を想定しており、Amazon.co.jpでは1万6740円(税込、送料無料)で事前予約を受け付けている。
DeX Stationは、「Galaxy S8」「Galaxy S8+」「Galaxy Note8」において「Samsung DeX(サムスンデックス)」という機能を利用する際に必須のクレードル。台座にはUSB 2.0端子×2(周辺機器接続用)、Ethernet端子(100BASE-TX/10BASE-T対応)、HDMI端子(※)とUSB Type-C端子(電源供給用)を備えている。長時間利用時の発熱対策の一環として、スマホを冷却するファンも内蔵している。
※ 最大出力解像度は「DeXモード」がフルHD(1920×1080ピクセル)、スマホの映像をそのまま出力する「ミラーリングモード」が4K(3840×2160ピクセル)となる
「Samsung DeX」とは?
Samsung Dexは、スマートフォンをデスクトップPCのように使える機能。DeX Stationに対応するスマホを接続すると、外部ディスプレイにPCのようなデスクトップ画面が表示される。
「Microsoft Office for Android」「Adobe Photoshop Lightroom」など、DeXに対応するアプリについては、ウィンドウの移動・サイズ調整や最大化表示ができる。最適化されていないアプリについても、固定サイズのウィンドウとして表示できるようになっている。
スマホ本体の生体認証(虹彩・指紋)や電話機能は、DeX利用中も使える。NTTドコモ向けの機種では、VoLTEの付加機能である「ビデオコール」も利用できる。
DeXを利用する場合はキーボードとマウスが必須となる。USB接続のものを使う場合は、DeX Station経由でつなぐ。Bluetooth接続のものを使う場合は、あらかじめスマホとペアリング(ひも付け)しておけばOKだ。ただし、DeX利用中はサードパーティー製の文字入力アプリ(IME)は使えないので注意しよう。
DeX利用中の画面。DeX対応アプリ(この画面ではGoogle Chrome)はウィンドウのサイズ変更や最大化ができる。DeX利用中非対応アプリ(この画面ではしゃべってコンシェル)は固定サイズ表示となる
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