ドコモの水色SIM、従来のピンクSIMと何が違う?:ふぉーんなハナシ
現在、ドコモのスマートフォンを購入すると、水色のSIMカードが適用される。従来のピンクSIMとは何が違うのか? ドコモに聞いてみた。
3月に「JOJO L-02K」に機種変更した際に、気になったことがある。
それまでに使っていたのは「Xperia Z5 Premium」(2015年発売)で、サイズはnanoSIMで変わらないのだが、SIMカードが従来のピンク色(Ver.5)から水色(Ver.6)に変更されたのだ。厳密には、変更するかどうかはユーザーが決められ、どちらのSIMを使ってもよかった。
2013年2月から採用しているピンク色のSIMカードは、NFCのType A/B方式のサービスを利用できるという特徴を持っているが、水色のSIMカードでは新たな機能が追加されたのだろうか。
NTTドコモ広報部に確認したところ、機能や材質共に、ピンク色と水色のSIMで変更点はないとのこと。「カードの違いについては、長期的にご利用いただけるように、製品のライフサイクルを考慮して最新バージョンに変更しています」とのことだった。
ちなみに、ドコモが公開している「ドコモUIMカード材質一覧(※PDF)」では、各バージョンのSIMカードのメーカーや材質が分かる。これによると、ピンクSIMではメーカーの1社だった東芝が、水色SIMでは外れている。水色SIMは、ジェムアルト、大日本印刷、ギーゼッケ アンド デブリエントの3社が製造を担当している。
つまり違いは「色」と「東芝が外れたこと」のみというわけだ。頻繁にSIMを出し入れしていなければ、簡単には経年劣化しないので、ピンクSIMから水色SIMに変えなくても不都合はないだろうが、新しいモノが手に入るのはうれしいもの。SIMの再発行に伴う開通手続きが面倒でなければ、変更しても良いだろう。
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