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シャープの有機EL搭載スマホ「AQUOS zero」は、ソフトバンクが国内独占販売AQUOS R2の新色も

ソフトバンクが「AQUOS zero」を取り扱う。スマートフォンAQUOSで初めて有機ELディスプレイを搭載。素材を工夫することで、6.2型ディスプレイと3000mAh以上のバッテリーを搭載しながら、約146gという軽さを実現。

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 ソフトバンクが、有機ELディスプレイを搭載したシャープのスマートフォン「AQUOS zero」を12月上旬に発売する。国内でAQUOS zeroを取り扱うのはソフトバンクのみ。OSはAndroid 9 Pieをプリインストールしている。カラーはアドバンスドブラック1色。

AQUOS zero
シャープの「AQUOS zero」

 AQUOS zeroでは、スマートフォン「AQUOS」では初めて有機ELディスプレイを搭載しており、サイズと解像度は約6.2型WQHD+(1440×2992ピクセル)。ディスプレイの上部にはノッチ(切り欠き)があり、両端はカーブを描いている。側面にマグネシウム合金、背面にアラミド繊維「テクノーラ」を採用することで、約146g(暫定値)という軽さを実現した。

 アウトは有効約2260万画素で、「AQUOS R2」のような静止画用+動画用のデュアルカメラではない。インカメラは有効約800万画素。HDR映像技術「Dolby Vision」と立体音響技術「Dolby Atmos」もサポートしている。前面にステレオスピーカーを搭載しており、内蔵スピーカーもDolby Atmosに対応する。

 プロセッサはSnapdragon 845、メモリは6GB。ストレージは128GBだが、外部メモリ(microSD)スロットは搭載していない。バッテリー容量は3130mAh。2つの充電ICを併用することで熱を分散し、充電時の発熱を抑える「パラレル充電」を採用している。

 通信速度は下り最大774Mbps、上り最大37.5Mbps。下り最大774Mbpsは、東京都の一部で提供されており、2018年冬以降、東名阪の一部から順次拡大していく。上り速度はUDC(Uplink Data Compression)に対応しており、データ伝送を効率化することで、理論値よりも速い通信が可能になるという。

 IPX5/8の防水と、IP6Xの防塵(じん)をサポートし、おサイフケータイにも対応。ワンセグとフルセグは利用できない。

「AQUOS zero」の主な仕様
機種名 AQUOS zero
メーカー シャープ
OS Android 9 Pie
プロセッサ Snapdragon 845
メインメモリ 6GB
ストレージ 128GB
外部メモリ 非対応
ディスプレイ 約6.2型QHD+ 有機EL
解像度 1440×2880ピクセル
バッテリー容量 3130mAh
アウトカメラ 有効約2260万画素CMOS
インカメラ 有効約800万画素CMOS
ボディーカラー アドバンスドブラック
サイズ 約73(幅)×154(高さ)×8.8(奥行き)mm(暫定値)
重量 約146g(暫定値)

 あわせて、2018年6月に発売した「AQUOS R2」に、「ブルーシルバー」「ピンクゴールド」の2色を追加し、11月上旬以降に発売する。

AQUOS R2
「AQUOS R2」のブルーシルバー
AQUOS R2
ピンクゴールド

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