「新緑のシーズンは、大好きです」というあいさん。「子どものころからゴールデンウイークにはいつも家族でドライブ旅行に出かけてました」 |
『天国に一番近い男』では、アニメおたくでいじめられっ子の高校3年生、雛子を演じる。いままでのドラマで見た、さわやかなキャラクターとはひと味違った役どころだ。
「いいイメージから入る役以外も、やってみたいなぁと思って。でも雛子って、こういうタイプの子っているよねって思える存在でしょう? ちょっと変に見えても、とっても素直で純真なところもあって……クスッて笑いながらも、だんだん“雛子、いいぞ”って思ってもらえるようになったらうれしいです」
きちんとした話し方。清潔感あるイメージ通りの、あいさん。高校の卒業式も終え、大学生としての新学期が始まった。
「卒業式当日は、仕事のスケジュールを空けてもらって出席できたのがとってもうれしかった。大学生っていう実感はまだないんですが、楽しみですね。とにかく語学をしっかりやりたいんです。まず英語と……イタリアが大好きだから、イタリア語とかもやってみたい。言葉を学ぶって、すごく世界を広げることだと思う」
仕事も忙しいあいさんだが、学生生活もエンジョイできそう?
「サークル活動も、できたら参加してみたいと思います。考古学なんていいですね」
どんどん忙しさを増す仕事と両立させての高校生活だった。「卒業式はやっぱり感激しちゃいました。ドラマではまだ制服の高校生でよかった……かな?」といたずらっぽくニッコリ |
日記や手紙を書くのも好きだという。ホームページにも直筆メッセージを掲載している。
「日記といっても、毎日絶対書くって決めてはいなくて、気の向いたときにノートに書いたりしているんです。“出さない手紙”もけっこうよく書きます」
最初から送らないつもりの手紙……だけど、書きたい手紙。
「手紙、電話、メール、みんなそれぞれのよさがありますよね。インターネットも始めてちょうど1年くらいかな。インターネットって使い方次第でまるで違った意味を持つものだと思う。すごく便利なだけに、使う人のモラルとか人間性が大切になるんですね」
あいさん自身の使い方は?
「旅行の目的地の情報収集とかに利用してますよ。わざわざ本屋さんや図書館に行かなくても、知りたいことがすぐ調べられるから。メールも使ってます。会話や電話と違うニュアンスがあるので、メールなら言えるということがたくさんあるみたい。相手にすぐに届くし、都合のいいときに読んでもらえるのがとても便利」
コミュニケーションの図り方にも、彼女らしい気遣いがある。
「大学では、レポートや授業でもパソコンやインターネットを使うことになるのかな。それも楽しんで、がんばります」
新緑のキャンパスをイキイキと歩くあいさんが目に見えるよう。仕事もプライベートもフレッシュなスタートを切った彼女の新しい表情と活躍が私たちも楽しみだ。
|