すらりとしたスタイルに強い瞳の輝き。大ヒットした『シュリ』から3年、昨年は『アイアン・パーム』『イエスタディ』『蜜愛』と3本もの映画への主演が続いた。米国で育った英語力、アジアの情感、そしてこの美しさ! 文字通り国際的なスターであるキム・ユンジンさん。
米国や日本、韓国国内でのロケで、自宅のあるソウルを離れている時間も多い。
「いつも、ニュースや友人からのメールをインターネットでチェックしています。インターネットを初めて使ったのは、米国の学校在学中。いまも米国の友人とは英語で、よくメールし合っています。海外の情報も時差なく得られるし、電話と違って“あっ、いま向こうは深夜だから……”とか気にせずメールしておける。インターネットのない世界は、もう考えられませんよね」
韓国は、インターネット先進国でもある。彼女の公式ホームページはもちろん、ファンページも数えきれないほど。
「ファンの方々からのメールも、絵や音が付いていたり、楽しいものが寄せられます。応援してくれるファンのメールを見ていると、元気がわいてきます」
撮影の合間には、愛犬を待受画面にしたケータイを見せてくれたり、スタッフのお弁当に気を配ったり……優しく、ときにはちゃめっ気のある表情が、また魅力的だ。
「日韓親善大使は、私自身が出会う人ひとりずつと仲良くなりたいという気持ちで務めました。人の出会いはとても大切だと思います」
これからも世界を活躍の舞台にしていく彼女を応援したい。
10歳のとき米国に移住。ニューヨーク芸術高等学校、ボストン大学演劇学科を卒業後、英国でシェイクスピアを学んだ国際派女優。99年の韓国映画『シュリ』で大ブレイクした。最近作は『イエスタディ』『蜜愛』(今年夏日本公開予定)など。2002年は藤原紀香とともに日韓国民交流年親善大使を務めた。
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