高速回線を使って毎日何Gバイトものデータをダウンロードしている人にとって、ダウンロードをどうやって効率化すればいいかというのは重要な問題。インターネット初心者はほとんどがIEなどのブラウザを使ってさまざまなデータをダウンロードしているだろうが、ブラウザはあくまでウェブの情報を閲覧するためのもの。ダウンロードツールとして使うのは効率が悪いのだ。ブラウザとは別に、単体でダウンロードを行う専用ツールを利用すれば、自分がパソコンの前にいなくても、寝ている間や外出中に大量のデータをゲットできる。
そこで、今回ダウンロード部門では、ネットに転がっている各種データを効率的に入手するための最強ツール22本+αを選んでみた。何かしらデータをダウンロードすることがある人は、ぜひ試してみてほしい。
一口に「ダウンロード」といっても、目的に応じて必要になるツールは変わってくる。そこで、今回「ファイル共有」「ダウンロード支援」「ストリーミング保存」の3つの部門を設けた。
手っ取り早く欲しいファイルを好きなキーワードで検索して、ダウンロードまで行いたいという人には、ファイル共有ツールがオススメ。これは、同じファイル共有ツールを使っているユーザー同士をP2Pで相互接続し、お互いのPC内にあるファイルを自由に交換できるというもの。約3年前に本格的に登場して以来、爆発的にネットユーザーの間に普及し、今やダウンロードツールの定番になっている。
ダウンロード支援ツールは、ファイル共有ツールとは違い、ウェブ上に置かれている大量の画像や動画などを効率的にダウンロードするときにオススメ。ブラウザと連携させるのが基本的な使い方だ。このジャンルは古くからさまざまなソフトが開発を続けており、機能的には円熟の域に達しているものが多い。
ストリーミング保存ツールは、その名の通り、ウェブ上でストリーミング配信されている音楽や動画をローカルのハードディスクに保存してしまうツール。ハードディスクに保存すれば、ブロードバンド環境ではない人でも、高ビットレートのコンテンツを楽しめるようになる。お気に入りの動画や音楽をじっくり楽しみたい人にオススメだ。
→ダウンロード部門ノミネート作品一覧