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ホワイトボックス連合「PCジャパン」──MCJとアロシステムが提携

» 2005年08月11日 20時09分 公開
[ITmedia]

 ホワイトボックスPC大手のMCJとアロシステムは8月11日、開発や調達、生産を共同で行う企業連合「PCジャパン」(仮称)を設立することで合意したと発表した。MCJ子会社のシネックスを含めた3社連合によりコスト低減や品質向上を図っていく。

 MCJはアロシステムに出資して第2位株主となる。3社の売上高合計は約1000億円に迫り、ナショナルブランドメーカーとの競争も激しくなりそうだ。

 PCジャパンは10月の稼働開始を予定。、大量購買によるパーツ購入コストの低減や、生産拠点の集約と物流の一本化による効率化、製品開発の集中化と共通プラットフォーム導入によるコスト低減などがねらいだ。シネックスが共同購買、MCJがマーケティング、アロシステムが生産をそれぞれ担当する。

 MCJは第三者割当増資などを通じてアロシステム株式の16.5%を取得、関係を強化する。

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