説明不要! 科学の楽しさをソニー・エクスプローラサイエンスで体験!ITmedia女子部が行く(1/2 ページ)

女性記者2人で結成した「ITmedia女子部」。IT記者としての知識とセンスを学ぶために向かったソニー・エクスプローラサイエンスは、大人も子どもも楽しみながら科学を学べる「説明不要」の空間だった。

» 2010年03月19日 00時00分 公開
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 はじめまして、こんにちは。「ITmedia女子部」です。今年2月にITmediaの女性記者2人(宮本と小笠原)で結成し、Twitterでつぶやき始めたものの、目立った活動もないまま、早1カ月半が過ぎてしまいました。「このままではいかん」と、宮本は焦っていました。

 どんな部活をしようかと悩んでいたら、「お台場に行きましょう! メディアージュ5階に楽しそうな場所があります」と、後輩の小笠原に誘われました。メディアージュ5階? 早速ネットで調べてみると、結婚式場があるではありませんか。

 「もしかして花嫁体験!?」と、挙式予定もないのに、宮本の妄想がふくらみます。すると「そっちじゃないです! 同じ階にある、体験型科学館『ソニー・エクスプローラサイエンス』の方です」と小笠原に突っ込まれてしまいました。あ、勘違い……。恥ずかしい……

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 改めて、ソニー・エクスプローラサイエンスのホームページを見てみると、最新のCGアニメーション技術を紹介する企画展が期間限定で開催されているとのこと。顔認識技術やストップモーションアニメも体験できるようです。これは、先端技術を取材するITmedia記者の私たちにとってうってつけの場所かも! でかした小笠原!

 ということでITmedia女子部は、結婚式場ではなく、ソニー・エクスプローラサイエンスへ繰り出しました。お台場と言えば、レインボーブリッジや観覧車が有名ですが、ITmedia女子部は一味違う楽しみ方をレポートします。

ITmedia女子部の顔が恐竜に……顔認識技術を体験

photo サウンドゾーン。「オンバ」は20個のスピーカーが均等に並び、いろいろな「音」でひとつの「場」を表現します

 ソニー・エクスプローラサイエンスは、「光」「音」「エンタテインメント」がテーマの科学館です。科学の原理とエレクトロニクス製品に応用されている最新技術のつながりを楽しく体験できる施設として、2002年7月に開館しました。小中学生や家族連れ、若いカップルなど、さまざまな年齢層の人々が訪れるそうです。

非日常的な雰囲気の館内では、迫力の3D映像を上映するシアターや、自分の声を簡単に加工するなど大人でも楽しめるインタラクティブな展示物が並んでいます。科学館と言えば、原理をじっくり学ぶというイメージが強いですが、ソニー・エクスプローラサイエンスは、科学に興味を持つきっかけを提供することを重視。確かに、難解な文章の書いてある解説パネルは見当たらず、体験した後で仕組みに興味を持てば、各展示物の横に設置してあるPSP®で詳しく知ることができるようになっています。

※PSP®は株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントの登録商標です。

photophoto 触ったところから光や音の出る不思議なテーブル(左)や、自分の声の高さを変えられる展示(右)で遊んでみました。なにこれ楽しい!

photo 「CGアニメ・ラボ〜自然な動きを再現する科学」のブース

 常設エリアにも見どころはたくさんあるのですが、今回はゲームや映画でおなじみになったCGアニメーションの最新技術を紹介する企画展「CGアニメ・ラボ〜自然な動きを再現する科学」(4月20日まで開催予定)を体験してみました。

 企画展エリアへ着くといきなり、大画面テレビに映し出された自分の顔が目に飛び込んできました。よく見ると、唇の上にはあひるのような黄色のくちばしのCGが合成されています。一体なんだ!?

 実はこれ、顔認識技術を活用した「シンクマスク」という展示です。その場のカメラに写る映像から人の顔を認識し、顔の中の55の特徴点を自動抽出して、さらにその動きを瞬時に検出。顔の前にくちばしや恐竜などのアバターを合成し、テレビに映しています。一度に5人まで顔認識が可能です。

photo 顔の上にくちばしや恐竜などのアバターがリアルタイムに合成されます

 アバターは、顔の動きに合わせて変化します。テレビの前でしゃべると、くちばしもパクパク動きます。アバターはランダムに切り替わり、今度は恐竜にチェンジ。片目をつぶると、アバターの恐竜もウインクします。訪れた小学生の集団も、口を大きく開けたり、目をパチパチ動かしたりと、夢中になっていました。

ARペットに癒されたい女子部 コマ撮りアニメにも挑戦

photo ストップモーションアニメをその場で製作・再生できます

 企画展「CGアニメ・ラボ」でのおすすめ展示は、クレイアニメやパラパラマンガのような、ストップモーションアニメを作れる「プチアニメ・スタジオ」です。専用ステージに人や動物のフィギュアを自由に並べ、少しずつ動かしながら30枚までコマ撮りすると、その場で再生して見ることができます。

 アニメのストーリーは、フィギュアの配置次第でどんどん変化します。アニメの原理が楽しく体験でき、大人も子どもも楽しめます。なめらかな動きを再現しようと、フィギュアの配置に凝るあまり、思わず熱中してしまう人が多く、休日にはプチアニメ・スタジオの前に行列ができることもあるそうです。


photo テレビ画面の中のペットと遊ぶ小笠原

 画面の中のサルをあやしたり、エサをあげたりして楽しめる、日本未発売の「プレイステーション 3」用ソフト「EyePet」(仮称)も、実際に体験できます。テレビに表示されたカメラ画像にサルが現れ、プレイヤーの動きに反応。手を叩くと寝ているサルが飛び起きたり、なでるとうれしそうな表情やしぐさをするなど、AR(拡張現実)の世界を楽しめます。

※「プレイステーション」は株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントの登録商標です。

 日々の仕事に少し疲れ気味のITmedia女子部もバーチャルペットに“触れ合って”癒されたい! さっそく挑戦してみました。サルの注意を引こうと、テレビの前で大げさに手をバタバタと動かしてみましたが、なかなか寄ってきてくれません。優しくなでようとすると、手を飛び越え、離れていってしまいました。バーチャルペットに嫌われてしまう(?)とは。“愛され女子”を目指していたのに。人知れず、傷心……

 さあ、気を取り直して、今度はワークショップ「CGアニメ・ラボ 〜ゲームとCGの科学」へ向かいます。

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提供:ソニー・エクスプローラサイエンス
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia ニュース編集部/掲載内容有効期限:2010年4月18日