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40万ドルのパーソナルロボット「PR2」、米ベンチャーが発売
これまで研究機関などに提供されていたWillow Garageのロボット「PR2」が、一般販売されるようになった。
米ロボットベンチャーWillow Garageは9月7日、パーソナルロボット「PR2」の一般販売を開始した。価格は40万ドル。オープンソースコミュニティーの貢献者には、12万ドルの割引を提供する。
PR2は全方向に移動できる胴体に2本のアーム、カメラやセンサー、Wi-Fiを備えた自律型ロボットで、これまでは研究機関などに提供されていた。8コアXeonプロセッサ、24GバイトのRAM、2TバイトHDDを備えたサーバ2基を内蔵している。ユーザーはオープンソースのソフトウェアライブラリや開発ツールを使って、ニーズに合わせてカスタマイズできる。
Willow Garageはこのロボットの用途として、職場での単純作業や家庭の雑用を肩代わりさせたり、高齢者の手助けなどを考えているという。
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