ニュース
Xiaomi、初のタブレット「Mi Pad」を発表 8インチで約240ドルから
中国Xiaomiがシャープ製のRetina相当のディスプレイとTegra K1を搭載する7.9インチタブレットを発表した。6月に「iPad mini with Retina Dispay」の約半額で発売する。
中国のAndroid端末メーカー、Xiaomi(小米科技)は5月15日(現地時間)、初のタブレット「Mi Pad」を発表した。6月に「βモデル」として中国で発売する。価格はWi-Fi版の16Gバイトモデルが1499元(約2万4000円)、32Gバイトモデルが1699元(約2万8000円)。
単純に比較できるものではないが、米Appleの「iPad mini with Retina Dispay」と同じ7.9インチディスプレイで、解像度も2048×1536ドット(326ppi)と同じだ。ディスプレイはシャープ製となっている。iPad mini with Retina Dispayの16Gバイトモデル(Wi-Fi)は4万1900円だ。
プロセッサは米NVIDIAが2013 CESで発表した「Tegra K1」(2.2GHzクアッドコア)。128Gバイトまで拡張可能なmicroSDスロットを備え、バッテリーは6700mAh。色は白、ピンク、黄色、青、緑の5色だ。
OSはAndroid 4.4.2(コードネーム:KitKat)ベースのカスタムROMのMIUIで、デザインはiOS 7に似ている。
主な仕様は以下の通り。
機種名 | Mi Pad(中国名は小米平板) |
---|---|
OS | MIUI(Android 4.4.2ベース) |
ディスプレイ | 7.9インチ(2048×1536、326ppi) |
CPU | Tegra K1(2.2GHzクアッドコア) |
RAM | 2Gバイト |
ストレージ | 16/32Gバイト |
外部メモリ | microSD(最大128Gバイト) |
メインカメラ | 800万画素 |
インカメラ | 500万画素 |
サイズ | 202.1×135.4×8.5ミリ |
重さ | 360グラム |
バッテリー容量 | 6700mAh |
ネットワーク | 不明 |
関連記事
- かっこよく、安く、限定販売──中国の国民的スマホになった「小米」(Xiaomi)のプロモーション術
- NVIDIA、“Kepler”コアを実装する「Tegra K1」の実力を誇示
- 「iPhone 5sも5cも怖くない」──XiaomiがAppleを超える理由
中国「小米科技」の新製品に世界中のユーザーが注目している。中国ではiPhoneのシェアを抜いた(!)小米。え、知らない? 「Xiaomi」というと分かるかな。 - Xiaomi、5インチアンドロイド端末「Xiaomi 3」を発表
Googleの元Android製品管理ディレクターを迎えて注目を集めた中国の新興AndroidメーカーXiaomi(小米科技)が、5インチのハイエンド端末「Xiaomi 3」を発表した。64Gバイトモデルの価格は408ドルだ。 - 待望の“Retina”化──Apple、7.9型の新型「iPad mini Retinaディスプレイモデル」 11月中発売予定
AppleがRetinaディスプレイ搭載の7.9型タブレット「iPad mini with Retina Dispay」を発表。前モデルより、ディスプレイサイズは同じながら、2048×1536ドット表示の“Retina”ディスプレイと64ビットのA7プロセッサを採用し、より高精細かつ高速になる。容量128Gバイトのモデルも用意する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.