Samsungの「Surface Book」対抗ハイブリッド端末は「Galaxy TabPro S」
Samsungが、MicrosoftのSurface Bookと競合するWindows 10搭載のハイブリッド端末「Galaxy TabPro S」を2月に発売する。厚さ6.3ミリ、重さ693グラム(LTE版は696グラム)で、タッチパッド付きのキーボードカバーが付属する。
韓国Samsung Electronicsは1月5日(現地時間)、6日から開催の「CES 2016」に合わせ、Windows 10搭載のハイブリッド端末「Galaxy TabPro S」を発表した。2月に世界で発売する(日本で発売されるかどうかは不明)。価格はまだ発表されていない。
Galaxy TabPro Sは、米Microsoftが2015年10月に発表した「Surface Book」や中国Lenovoの「ThinkPad X1 Tablet」などと競合するWindows 10搭載でタブレットとしてもノートPCとしても使えるハイブリッド端末。ディスプレイはThinkPad X1と同じ12インチで、フルサイズのキーボードとタッチパッドのついたカバーが付属する。ディスプレイはAMOLED(アクティブマトリクス式有機EL)で解像度は2160×1440ピクセル。
厚さは米Appleの「iPad Pro」(6.9ミリ)より薄い6.3ミリで、重さは693グラム(カバーなしの重さ。カバー付きの重さは不明、iPad Proは713グラム。LTEモデルは696グラム)。
充電ポートはUSB Type-Cで、バッテリーは5200mAhだ。プロセッサは米Intelの第6世代2コアCore M(2.2GHz)、RAMは4GB、ストレージは128GBあるいは256GBのSSD。
関連記事
- 「Surface Book」日本発売は“間もなく”
Microsoftが1月4日、北米と中国以外の10カ国で「Surface Book」を発売した。日本での発売は“間もなく(coming soon)”としている。 - 「ThinkPad X1 Tablet」(899ドル)は3Dカメラやプロジェクターにもなるモジュラー式タブレット
Lenovoが、12インチのハイブリッドタブレット「ThinkPad X1 Tablet」を2月に899ドルで発売する。フルサイズのキーボードが付属しており、3Dカメラやプロジェクター、バッテリーの別売モジュールを追加できる。 - Samsung、厚さ5.6ミリの新タブレット「Galaxy Tab S2」を9.7/8型で発売へ
Samsungが、日本でも販売している「GALAXY Tab S」の後継モデル「S2」を9.7/8型で8月に発売する。厚さ5.6ミリで9.7型でも重さは389グラムと、かなり薄型軽量になった。 - 「Surface Book」発表 キーボード着脱式の「最も高速な13インチラップトップ」
Microsoftが13.5インチのオリジナルWindows端末「Surface Book」を発表。キーボードを取り外せば大型タブレットとしても利用できる。 - 「Windows 10」端末が2億台を突破、とMicrosoftが発表
Microsoftは、2015年7月29日にリリースした「Windows 10」の月間稼働端末が2億台を超え、これはWindows史上最速だと発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.