検索
ニュース

「Windows 8」製品発表会で日本マイクロソフトが示した自信深夜販売イベントで「確かな手応え」(2/2 ページ)

前夜祭を行い深夜イベントで販売開始のカウントダウンをして26日朝の量販店イベントに参加した日本マイクロソフトは、前夜祭の会場に戻って発表会を開いた。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena
前のページへ |       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

少ない手順でいいんです。Windows 8対応アプリなら

 Windows 8に対応するアプリの入手方法についても言及し、Windows 8の販売開始と同時に本格運用を始めた「Windows ストア」からダウンロードすることを紹介した上で、Windows ストアの画面レイアウトもカテゴリーごとにアプリを分類し、視覚的に目的のアプリと入手操作が分かりやすくなったと説明している。

 説明会ではWindowsストアから入手できるアプリの一部を、実際の操作と利用するシーンとともに公開した。新聞アプリでは、紙面の一覧やページ遷移がタッチ操作で流れるようにできるほか、ピックアップして共有したい記事に対しては、チャーム機能から共有メニューを選ぶことで、少ない手順でできることを訴求する。

Windows 8対応するアプリ(以前、Metro UIと呼んでいたモードに対応するアプリを説明会では“Windows 8対応アプリ”と呼んでいた)は、Windows ストアから購入する。藤本氏は視覚的なデザインによる使いやすさをアピールした(写真=左)。Windows 8対応の新聞アプリでは、紙面の移動や読みたいページへの移動がタッチ操作でできるだけでなく(写真=中央)、チャーム機能で呼び出す共有メニューで、それまで多くの手順が必要だった情報共有が少ない手順で可能になった(写真=右)

 Yahoo! JAPANのWindows 8 アプリとkabu.comのアプリ(kabu.com for Windows)では、「スナップビュー」機能を使って画面を2分割して同時に利用できることを紹介したほか、検索機能では、キーワードで検索した結果でリストアップしたアプリも利用できることを実際の操作で説明した。

画面を2分割して表示するスナップビュー機能を使えば、2つのWindows 8対応アプリを並べて利用できる。説明会ではYahoo! JAPANのWindows 8アプリ(写真=左)とkabu.comのWindows 8アプリ(写真=中央)を同時に利用できることを示した(写真=右)

チャームの検索機能では、キーワードを入力すると同名のアプリケーションを抽出するが、該当するアプリケーションがない場合でも(写真=左)、リストに上がったアプリケーションを選択すると、入力したキーワードで地図検索(写真=中央)やホテル予約(写真=右)などが活用できる

Windows 8対応アプリだけでなく、Webページで利用する新しい技術への対応もWindows 8とWindows 8対応Internet Explorerの特徴だ。MicrosoftがWindows 8正式販売開始と同時にWindows 8スタイル対応のレイアウト運用を開始したMSNも新しい技術を利用しているが、Windows 8対応Internet Explorerで問題なく、高度な機能を快適に利用できる

 個人を想定した利用シーンの紹介では、自分が選んだ画像を年賀状で利用する操作を取り上げ、選んだ画像からチャーム機能の共有メニュー年賀状アプリを指定すれば、選んだ画像を使った年賀状の作成ができる操作を紹介した。

ライブラリに保存してある画像を選び、チャームの共有からアプリケーションを選ぶと、選んだアプリケーションで画像を開いて編集ができる。説明会では、選んだ画像の共有メニューで年賀状アプリを選び(写真=左)、年賀状に加工した(写真=右)

訓練をつんだ1万1000人の販売スタッフが画期的なWindows 8を説明する

 樋口氏は、Windows 8が画期的な新しいOSだけに、ユーザーに対して十分な説明ができないと購入してもらえない、と認識している。そのため、OSの機能を説明するトレーニングを行ったスタッフを現時点で1万1000人用意しており、今後は、約1000回に及ぶ店頭デモも予定していることを明らかにした。

 さらに、Windows 8を導入するPCが世界市場全体で1000モデル登場し、日本市場向けには、世界各国市場で最も多い250モデルが登場する予定であるなど、日本におけるWindows 8の普及を日本マイクロソフトが全力で進めていくと語った。

樋口氏は、Windows 8の機能を説明できる販売スタッフのトレーニングとともに、販売パートナー、そして、Windows 8を導入するPCメーカーとの協力も重視する(写真=左)。発表会では、販売パートナー企業を紹介したほか(写真=中央)、PCメーカーのトップや製品担当幹部が、マルチディスプレイに映ったテープをカットする“デジタルテープカット”に参加した(写真=右)



前のページへ |       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る