米Microsoft、「Surface 2」と「Surface Pro 2」を10月22日に発売:日本では発売未定(2/2 ページ)
2世代目のSurfaceは、Windows 8.1 RT/8.1 Proを採用し、ハードウェアスペックも強化。キックスタンドは2段階にチルト調整が可能になった。オプションも拡充している。
専用ドックやバッテリー内蔵キーボードカバーなど、オプションも充実
純正オプションも拡充した。「Docking Station」(199.99ドル)は、Surface Pro/Surface Pro 2用のドッキングステーション。本体を装着することで、3基のUSB 3.0、1基のUSB 2.0、Mini DisplayPort、100BASE-TXの有線LAN、音声入出力が利用可能になる。
バッテリー内蔵キーボードカバー「Power Cover」(199.99ドル)は、従来の「Type Cover」に約30ワットアワーのバッテリーを内蔵したもので、装着することでバッテリー駆動時間を最大50%延長できるという。厚さは9.75ミリ、重量は約249.5グラムだ。
既存のキーボードカバーも強化した。ハードウェアキーボードとタッチパッドを搭載したカバーの「Type Cover」は、「Type Cover 2」(129.99ドル)にモデルチェンジ。厚さ5.4ミリに薄型化しながら、近接センサーによって点灯するキーボードバックライトを内蔵した。重量は約256グラムだ。カラーバリエーションはパープル、ピンク、シアン、ブラックを用意する。
タッチセンサー採用の薄型キーボードとタッチパッドを備えたカバー「Touch Cover」は、「Touch Cover 2」(119.99ドル)にモデルチェンジ。こちらも厚さ2.75ミリに薄型化しながら、近接センサー付きのキーボードバックライトを内蔵したほか、キーボードのタッチセンサーを従来の80個から1092個に増やしてレスポンスを高めた。重量は約185グラムだ。
これらType Cover 2とTouch Cover 2は、第1世代のSurfaceでも動作する。
「Wireless Adapter for Typing Covers」(59.99ドル)は、Surface本体とキーボードカバーをワイヤレスで接続できるようにする専用アダプタ。キーボードカバーに装着し、給電しながらBluetoothで本体と接続する仕様だ。重量は約72.5グラム。
そのほか、音楽のミキシングなどが行えるDJ向け専用キーボードキット「Surface Music Kit」や、USBポート搭載のカーチャージャー「Car Charger with USB Port」(49.99ドル)、Surfaceのデザインと合わせたArc Touch Mouse「Arc Touch Mouse Surface Edition」(69.99ドル)を追加した。
このうち、Docking Station、Power Cover、Surface Music Kit、Car Charger with USB Portは2014年早期に発売する予定、それ以外は9月24日に米国などで予約を開始する。
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