OpenAIの常時稼働エージェント「Dots」、日本のユーザー数は「世界2位」 「仕事の在り方を大きく変える可能性」と長﨑社長
「日本が世界2位」――米OpenAIの日本法人OpenAI Japanの長﨑忠雄社長は10月20日、OpenAIの新たなAIエージェント機能「Dots」のユーザー数についてこのように説明した。東京都内で同日に開催した開発者向けイベント「DevDay Exchange Tokyo」で言及した。
長﨑社長「煩雑な業務から解放される兆し」
Dotsは、OpenAIが9月29日(現地時間)に発表した常時稼働型のAIエージェント機能で、「ChatGPT」から利用できる。ユーザーが目標を設定すると、アクセスできる周辺情報に応じてタスクを自律的にこなす。
OpenAI Japanによると、日本はDotsの週間アクティブユーザー数で世界2位という。長﨑社長もDotsを業務で活用しており、「煩雑な業務から解放される兆しを感じている」と説明する。
「半年から1年、あるいは数年後には、生活や仕事の在り方を大きく変える可能性がある」(長﨑社長)
他にもDevDay Exchange Tokyoでは、OpenAIのヴィジャイ・ラジ氏(CTO of Applications)などが登壇し、同社サービスのアップデートや活用法を紹介した。
サイバーエージェントでは1200人以上が利用
DevDay Exchange Tokyoの会場には、開発者や研究者など500人超が集まった。一部の企業は既にDotsを活用し始めている。
参加者の一人であるサイバーエージェントの鷹雄健氏によると、同社グループ全体で1200人以上がDotsを活用しているという。「Slack」との連携機能や音声通話機能などにより、業務やコーディングの支援に利用している。
「今日も会場に向かうタクシーに乗っている間に、Dotsと通話しながら作業を終わらせていった」(鷹雄氏)
また、ホテル運営などを手掛ける風のヘリテージ(京都府)の牛木裕美氏は、毎朝、自分の予定やSlack上のやりとりをもとに、対応すべき仕事をDotsに提案してもらっていると話す。ソーシャルメディアの運用にも活用しているという。
2社は、Dotsの利用に当たりセキュリティも意識している。サイバーエージェントでは、セキュリティチームと協力し、一部機能を制限しながら社内展開している。風のヘリテージでも、ユーザーの承認が必要な操作をルールとして設定するなどの対策をしている。
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