米Microsoftは2月25日(現地時間)、Copilotの機能を強化し、「Copilot Voice」と「Think Deeper」を、無料版を含むすべてのCopilotユーザーに提供開始したと発表した。アクセスに制限は設けないとしている。
Copilot Voiceは、米OpenAIのChatGPT向け「Advanced Voice Mode」(高度な音声モード)と似た音声機能。Think Deeperは、OpenAIの推論モデル「o1」を活用し、複雑な質問やタスクに対してより深い分析と詳細な回答を提供する機能だ。いずれも昨年の10月に発表され、有料プランでは提供されていた。
Microsoftは、高度な機能への無制限アクセスをできるだけ多くの人に、できるだけ早く提供することを目指しており、VoiceとThink Deeperから提供を開始したと説明した。
ただし、高需要時やセキュリティ上の懸念、不正使用、Copilotの利用規約違反が検出された場合には、遅延や中断が発生する可能性があるとしている。
なお、「Copilot Pro」ユーザーは、ピーク時の最新モデルへの優先アクセス、実験的なAI機能への早期アクセス、Word、Excel、PowerPointなどの特定のMicrosoft 365アプリでのCopilotの追加利用が可能だ。
筆者がEdgeブラウザでCopilot Voiceを使ったところ、「今日の残り時間」が表示され、残り時間が0分になった段階で会話が終了した。高需要時だったのかもしれない。
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