政府は9月1日、内閣に人工知能戦略本部(AI本部)を設置した。5月に成立したAI推進法に基づき、AIの研究開発・活用を通じたイノベーションを進めるとともに、AIによるフェイクニュースの拡散や犯罪への悪用など、リスク対応も強化する。
AI戦略担当の内閣府特命担当大臣に、城内実(きうち・みのる)衆院議員が任命された。城内氏は自身のXで「世界で最もAIを開発・活用しやすい国を目指し、引き続き尽力する」と述べている。
デジタル庁、政府のAI基盤「ガバメントAI」(仮称)を開発へ 26年度までの提供目指す
“AI推進法”成立 参院本会議で可決
海外からの“選挙干渉”、背景に「ネットと生成AIの発達」と平デジタル相 対策必要との見解示す
政府、2025年の知財戦略で意見募集→AIに関する意見が約8割 「データ学習は法が追い付いてない」などCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.