Anthropic、AIデザインツール「Claude Design」プレビュー公開──「Opus 4.7」搭載でコーディングツールとの連携も
米Anthropicは4月17日(現地時間)、AIデザインツール「Claude Design」を発表した。Anthropic Labsから、リサーチプレビューとして提供する。同日一般提供が開始された「Claude Opus 4.7」をベースにしている(Opus 4.7は最大2576ピクセルの高解像度画像を処理できる強力な視覚能力を備える)。
対象ユーザーとしては、デザインの専門知識のないプロダクトマネージャーやマーケターからプロのデザイナーまで、幅広い層を想定している。テキストでの指示や画像、文書ファイル(DOCX、PPTXなど)、既存のコードベースを読み込ませることで、Claudeが初期デザインを生成する。また、Webキャプチャ機能を使えば、自社のWebサイトから直接要素を取り込み、実際の製品に近いプロトタイプを生成することも可能という。
導入時にチーム固有のコードベースやデザインファイルを読み込ませることで、Claudeが自動的に学習してデザインシステムを構築する。これにより、社内の既存のデザインと一貫性を保つことができる。
シェーダーや3D、音声などを組み込んだコードベースの高度なプロトタイプ構築にも対応する。生成後は、インラインコメントでの指示や、パネル上のスライダーを用いた直感的な微調整(レイアウトや余白などのライブ変更)が可能で、組織内での複数のメンバーによる共同編集もサポートする。完成したデザインは、Canva形式、PDF、PPTX、単一のHTMLファイルとしてエクスポートできる。
同社のAIエージェント型コーディングツール「Claude Code」とシームレスに連携する。UIの設計やプロトタイピングが完了すると、Claude Designが実装に必要な全要素をパッケージ化し、単一の指示を出すだけでClaude Codeへと引き渡し、本番コードへの実装へと移行させることができる。
Claude Designは現在、「Claude Pro」「Max」「Team」「Enterprise」プラン向けに提供されており、自身のプランの利用制限枠内で利用可能だ。企業向けではデフォルトで無効化されており、管理者が設定で有効にする必要がある。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia AI+に関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
AIをよく使う社員だけ5倍に Claude、ChatGPT/Codex、Cursorで企業がAIを本格運用できる時代へ
-
2
AIに人生相談、約8割が言われた通り行動 でも幸福度上がらず 英研究機関が6000人調査
-
3
生成AI画像はなぜ“キショい”のか 消費者が抱く違和感の正体 広報のプロが解説
-
4
AI全部入り「Microsoft 365 E7」に企業が二の足を踏む訳 移行意向はわずか4%
-
5
「ChatGPT」広告、年換算の売上高10億ドルに 開始200日足らずで達成
-
6
三菱ケミカル、半導体向けに「温めると縮む新材料」開発 AI時代の課題に光明、何がすごいのか?
-
7
【無料】日本語のAI学習サイトをAnthropicが公開 「Claude Code入門」など357のコンテンツが学べる
-
8
“脱Excel”なんて言えない 「システムが出したデータをExcelで検算」がなくならない理由
-
9
“軍事向けChatGPT”導入、米国防総省 「Gemini」「Grok」の計3モデルが利用可能に
-
10
総務省、「AX・新技術戦略室」を新設 AI推進に注力
SpecialPR
ITmedia AI+ SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmedia AI+をフォロー
あなたにおすすめの記事PR