クレカ番号入力なし、エージェントがドメイン購入からデプロイまでこなす時代へ Cloudflare新機能
人手を介さずに、AIがドメイン取得からデプロイまで完遂――Webインフラ大手の米Cloudflare社はそのような新機能を発表した。決済サービスの「Stripe」と連携し、AIエージェントが人間に代わって「Cloudflare」アカウントの作成や課金、ドメイン登録、デプロイまで実行する。利用規約への同意などは人間が行うが、Cloudflareのダッシュボード操作やAPIトークンのコピー、クレジットカード情報の入力といった人間の手作業が不要になる。
同機能は、米Stripeと共同で設計した新プロトコル「Stripe Projects」を利用している。プロトコルは「検出」「認証」「決済」の3要素で構成され、「検出」でエージェントが利用可能なサービスのカタログを照会し、「認証」でStripeの認証情報を利用してCloudflareアカウントを自動プロビジョニングする。「決済」はStripeが発行する決済トークンで処理されるため、エージェントにカード番号が渡ることはない。
デフォルトでは1プロバイダーあたり月額100ドルの上限が設定され、エージェントの暴走による高額請求を防ぐ仕組みも備わる。
利用には「Stripe CLI」のインストールが必要。Stripeにログインした上で「stripe projects init」を実行して新規プロジェクトを開始する。あとはエージェントに構築とデプロイを指示するだけで、必要に応じて支払い方法の追加など承認が求められる。Stripe Projectsは現在オープンベータで、Cloudflareアカウント未保有でも利用を始められる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia AI+に関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
推論領域への野心強めるNVIDIA 韓国新興と協議か
-
2
半年後に「巨額の損害」、Anthropicトップが示す“最悪のシナリオ” AI開発減速にOpenAIも“異例の同調”のワケ
-
3
その.envのAPIキーが、AIエージェントを「内通者」に変える――“人間前提のやり方”は破綻した
-
4
「きもい」「内部資料そのまま」と話題のAI生成掲示物についてセブンイレブンに聞いてみた 「本部提供ではない」
-
5
なぜ現場でAIを使いこなせるのか、パナソニック インダストリー山口拠点の10年
-
6
AI技術を“無料で公開”、なぜ? 米IT業界の文化「オープン化」の裏にしたたかな戦略、日本は追随できるか
-
7
生成AIを「別画面」で使い続けて本当によいのか? 300人調査で見えた活用定着の“壁”
-
8
「FDE」「ハーネス」「オープンウェイト」って何? AI時代に現場で飛び交う10用語をGitHubが整理
-
9
ビル管理で進む「属人化」解消なるか 東京建物らが開設、新たな「基地」が持つ5つの機能
-
10
「監視されていないときのAIは、もう評価できない」 OpenAI現役研究者が個人声明
SpecialPR
ITmedia AI+ SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmedia AI+をフォロー
あなたにおすすめの記事PR