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集英社がAI対話型のマンガおすすめサービス キャラデザは「推しの子」の横槍メンゴ
集英社が、AIとの対話を通じて同社のマンガ作品をおすすめするサービス「DEAIBOOKS」を4月25日に始める。AIキャラクターのデザインは、マンガ「推しの子」の作画を手掛ける横槍メンゴさんが担当する。
集英社は3月28日、AIとの対話を通じて同社のマンガ作品をおすすめするサービス「DEAIBOOKS」を4月25日に始めると発表した。AIキャラクターのデザインは、マンガ「推しの子」の作画を手掛ける横槍メンゴさんが担当する。
近未来のマンガ図書館を部隊に、AIである司書見習いキャラクター「会原ぴたり」が利用者との会話を通じて、その人の趣味嗜好に合わせたマンガを提示するサービス。同社が所蔵する5000作品以上のタイトルの中から作品をピックアップする。おすすめされたマンガはその場で試し読みが可能という。
会原ぴたりの声は、声優の伊藤美来さんが担当。集英社の公式X(旧Twitter)アカウント「集英社マンガ公式」(@s_manga_net)の投稿で、伊藤さんが声を当てた短いアニメーションを視聴できる。サービス内では、さまざまなシチュエーションでイラストや音声が切り替わるとしている。
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