速報
「Gemini 2.5 Pro」で「Deep Research」利用可能に
Googleは、思考するAI「Gemini 2.5 Pro(Exprimental)」でリサーチアシスタント「Deep Research」を利用できるようにした。「Gemini Advanced」ユーザーが対象だ。
米Googleは4月8日(現地時間)、思考するAI「Gemini 2.5 Pro(Exprimental)」でリサーチアシスタント「Deep Research」を利用できるようにしたと発表した。「Gemini Advanced」ユーザーが対象だ。
昨年末に発表されたDeep Researchは、「Googleの最もインテリジェントなモデルにより、リサーチプロセスのあらゆるステップで優れた性能を発揮する」リサーチアシスタント。こうしたリサーチアシスタントは米OpenAIやPerplexityも提供している。
Googleは、GoogleとOpenAIのそれぞれのDeep Researchで、“人間の評価者”がどちらを好むかを比較評価した結果を画像で示した。様々な種類の質問(専門的な質問、学術的な質問、業界調査、個人的な質問、旅行、買い物など)に対して、人間がどちらのAIの回答をより好んだかの割合を、いくつかの評価項目(全体、指示への追従性、包括性、完全性、文章の質)ごとに比較したものだ。すべての項目でGoogleのDeep ResearchがOpenAIのそれを上回っている。この画像には、評価した人数や評価者の選択方法については明示されていない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
思考するAI「Gemini 2.5 Pro」(experimental)、無料ユーザーにも提供開始
Googleは、3月25日に発表したばかりの“最もインテリジェントなAIモデル”「Gemini 2.5 Pro」(experimental)を、無料ユーザーにも提供開始した。間もなくモバイルアプリでも提供する計画だ。
Google、思考するAI「Gemini 2.5」発表──推論能力とコーディング能力が大幅向上
Googleは、AI推論モデル「Gemini 2.5」を発表した。最初のリリースの「Gemini 2.5 Pro Experimental」はマルチモーダルな推論モデルで、Gemini Advancedなどで利用可能だ。
OpenAI、ChatGPTの「deep research」を全有料プランで利用可能に 機能強化も
OpenAIは、ChatGPTの調査エージェント機能「deep research」をPlus、Team、Edu、Enterpriseプランでも利用可能にした。Proプランで使えるクエリ数が従来より月当たり20件増え、それ以外のプランは月10件だ。
Google、AIモデル「Gemini 2.0」発表 Advancedで利用可能に
Googleは、次世代AIモデル「Gemini 2.0」と、それに関連する多数の取り組みを発表した。一部の機能は有料プランで既に体験可能だ。マルチモーダルエージェントProject Astraの進捗も紹介している。

