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イラスト生成「NovelAI」に新モデル 「V4.5 Curated」 プロンプト“負の強調”可能に(1/2 ページ)
アニメ・美少女イラストに特化した画像生成AIサービス「NovelAI Diffusion」を提供する米Anlatanは5月6日(日本時間)、新しい画像生成AIモデル「NovelAI Diffusion V4.5 Curated」の提供を始めた。生成画像に取り入れたくない要素を指定する“ネガティブプロンプト”の反映度合いをコントロールできる「マイナス強調」機能などが主な特長という。
アニメ・美少女イラストに特化した画像生成AIサービス「NovelAI Diffusion」を提供する米Anlatanは5月6日(日本時間)、新しい画像生成AIモデル「NovelAI Diffusion V4.5 Curated」の提供を始めた。ノイズの出力を軽減した他、生成画像に取り入れたくない要素を指定する“ネガティブプロンプト”の反映度合いをコントロールできる「マイナス強調」機能などが主な特長という。
マイナス強調では、例えば「-1::hat::」と入力することで、帽子が出力されにくくできるように。数値をマイナス方向に大きくすれば効きを強くできる。「-1::monochrome::」と入力することで、画像の彩度を高めるような使い方も可能。旧モデルから搭載していた正の方向の強調についても、指定できる数値の上限を拡大したという。
今後は、入力した画像の雰囲気を出力画像に反映できる「Vibe Transfer」機能や、完全版に当たる「V4.5 Full」を数週間以内にリリースする予定。
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