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生成AIの業務利用、「うまく使えず自然消滅」も……管理部門には定着しにくい?
「生成AIを業務で使ったことがあるが、今は使っていない」――総務や人事など管理部門のビジネスパーソンには、こんな人が一定数いるようだ。
「生成AIを業務で使ったことがあるが、今は使っていない」――管理部門のビジネスパーソンには、こんな人が一定数いることが、独立系SIer・システムサポート(石川県)による調査で分かった。使うのをやめた理由は「うまく使えず自然消滅した」と答えた人が多かった。
調査は5月、人事・総務・法務に関わるビジネスパーソン2140人にオンラインアンケートで行った。
生成AIを業務に使ったことがある人は全体の約4割。そのうち、今も使っている人が約6割(全体の24.8%)で、残りの約4割(全体の15.6%)は「今は使っていない」と答えた。
使わなくなった理由は「うまく使えず自然消滅」(全体の10.8%)や、「会社の規定」(全体の4.8%)。
うまく使えなかった理由として、「出力内容の正確性や信頼性に不安がある」「操作・プロンプト設計が難しい」といった答えが多かった他、「社内文書を読ませても要点がつかめない」「ファイル読み取りがうまくいかない」という声もあった。
一方で、業務でAIの活用を継続している人からは、「社内でルールが整備されている」「マニュアル・議事録・FAQなど定型文書の活用が多く、『AIに聞けば早い』が実現している」などの声があがった。
同社は管理部門向けに、生成AIが定着しない理由と打開策を解説するオンラインセミナーを6月26日に予定している。
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