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音声付き動画生成AI「Veo 3」、Gemini APIとVertex AIでも利用可能に
Googleの動画生成AI「Veo 3」が、Gemini APIとVertex AI経由で利用可能になった。音声も同時生成できるのが特徴だ。料金は720p動画で1秒当たり75セントと、Veo 2より25セント高い。
米Googleは7月17日(現地時間)、Google I/O 2025で発表した音声付き動画生成AI「Veo 3」を、Gemini APIとVertex AI経由で利用可能にしたと発表した。音声付き動画出力の価格は1秒当たり75セント。
Veo 3の特徴は、セリフや効果音、BGMといった音響要素を動画と同時に生成できることだ。Geminiアプリの有料プランでは既に利用できている。
Gemini API経由の場合は、Google Cloudの有料プランでのみ利用可能だ。料金は、16:9フォーマットで音声付きの720p、24fps動画が1秒当たり75セントで、「Veo 2」よりも25セント高くなる。より高速でコスト効率の高いビデオ制作オプションを提供する「Veo 3 Fast」も近日中に提供開始予定という。
Veo 3モデルで生成されたすべての動画には、デジタルSynthID透かしが含まれる。
Google AI Studioで、Veo 3で生成した動画のサンプルを視聴できる。
これらのサンプル動画はStudio上でリミックス、コピー、拡張が可能だ。
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