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動画生成AI「Veo 3」と映像制作ツール「Flow」、日本でも「AI Pro」プラン以上で利用可能に
Googleの音声付き動画生成AI「Veo 3」と映像制作ツール「Flow」が日本でも利用可能になった。月額2900円の「AI Pro」プラン以上で使える。Proプランの場合は月10本生成可能だ。
米Googleは5月25日(現地時間)、Google I/O 2025で発表した音声付き動画生成AI「Veo 3」を、日本を含む71カ国で利用できるようにしたと発表した。
月額2900円の「Google AI Pro」プラン(旧「Google One AIプレミアム」プラン)と、月額3万6400円の「Google AI Ultra」プランのユーザーがGemini内で利用できる。
Proプランの場合は、生成できる動画は1カ月当たり10本まで。Ultraの場合は“最大制限”(具体的な本数は不明)だ。モバイルアプリでも“近日中に”利用可能になる見込み。
GeminiでVeo 3を使うには、プロンプトの「動画」をクリックしてからテキストまたは音声で生成したい動画の説明を入力する。数分で、8秒の音声付き動画が生成される。
AI映像制作ツール「Flow」でもVeo 3を利用できるようになった。
プロンプトはまだ英語のみの対応だが、日本でも利用できる。Proプランでは1カ月当たり10本まで、Ultraプランでは1カ月当たり125本までの映像を生成できる。
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