ニュース
「クラシル」のdely、開発者に月10万円のAIエージェント費用を補助 「AIを活用しないと競争力を失う」
「クラシル」を運営するdelyは、開発本部のエンジニアとデザイナー、プロダクトマネージャーに、月額最大10万円までのAIエージェント利用料を補助する。
レシピサイト「クラシル」を運営するdelyは7月30日、開発本部のエンジニアとデザイナー、プロダクトマネージャーに、月額最大10万円までのAIエージェント利用料を補助する「AI First制度」を導入したと発表した。
実務で導入するAIエージェントや、PoC(Proof of Concept/概念実証)目的のツールになどが対象。
「AIを活用しないことが競争力を失うリスクになり得る」ととらえ、「最先端のAIエージェントを自由に導入・検証できる環境を整備し、個の成長とチームの進化を両立させる体制を強化する」ことが目的という。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
ZOZO、開発AIエージェント導入 全エンジニアが月額200ドル基準に「Claude Code」など利用可能に
ZOZOは、開発向けのAIエージェントを導入すると発表した。ZOZOグループに所属する全エンジニアが利用できる。
GMOインターネット、全社員にAI利用の支援金 1人月1万円、総額10億円規模
GMOインターネットグループは、従業員のAIスキル向上を目的に「GMO AIブースト支援金」を創設すると発表した。
企画を通すなら「生成AIで作ったプロトタイプ」付きで――DeNAが一部部署で “書類だけ”はNGに
新規プロダクトの企画時は、まず生成AIなどで開発したプロトタイプを持ってくること、企画書のみ提出はNG──DeNAが一部の部署で、ある新制度を採用していることが7月4日までに分かった。
楽天、“エージェント型”チャットAI「Rakuten AI」提供開始 25年秋には「楽天市場」にも実装予定
楽天は、“エージェント型”をうたうチャットAI「Rakuten AI」の提供を始めた。まずは、楽天モバイル契約者専用のメッセージアプリ「Rakuten Link」のiOS版と、専用Webサイトのβ版で利用できるようにする。
レシピ動画「クラシル」運営元、社名も「クラシル」に変更へ 「サービス名と商号の不一致は機会損失」
レシピ動画サービス「クラシル」を運営するdelyは、10月1日付で社名を「クラシル株式会社」に変更する。中核ブランドとの統一による一体感を高めたい考え。
