ニュース
生成AI活用力を問う入試、情報経営イノベーション専門職大学が実施へ
情報経営イノベーション専門職大学(iU)は、生成AIの活用力を問う「生成AI活用型」の入試を、総合型選抜(旧AO入試)に採り入れる。
情報経営イノベーション専門職大学(iU/学長:中村伊知哉氏/東京都墨田区)は8月28日、生成AIの活用力を問う「生成AI活用型」の入試を、総合型選抜(旧AO入試)に採り入れると発表した。
2026年度に選抜試験を受け、2027年度に入学者する人向け。
生成AIを活用した成果物の提出や、プロンプトエンジニアリングの質・工夫、成果物の改善・修正能力などを見る。調査書などの書類審査、面接も行う。
iUでは、「AIを単なるツールではなく『共創のパートナー』ととらえ、生成AIを活用しながらも自ら思考し、価値を創出する力を備えた人材の育成を重視している」とし、この理念に基づいてAI活用型選抜を行う。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
AIを活用した授業とは? 全都立学校にAI導入、先行事例を紹介 AIで“架空の歴史”作る授業も
全都立学校に生成AIを導入する――東京都が5月12日に発表した取り組みが注目を集めているが、AIを活用した授業とは、どのようなものなのか。先行導入校での事例を紹介する。
小型カメラとChatGPTで入試不正、トルコで受験生逮捕 GPT-4oを悪用、生成した回答をイヤフォンに転送
トルコで行われた大学入試の基礎学力テストで、受験生がシャツのボタンに見せかけたカメラで試験問題を撮影し、生成AIに回答させていたとして警察に逮捕された。問題の受験生は「ChatGPT(GPT-4o)」で回答の作成を試みていたという。

