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三井住友銀、社内AIにRAG導入 「国内RAG活用事例で最大級」
三井住友フィナンシャルグループは、社内向けAIアシスタントツール「SMBC-GAI」に、RAG技術を活用し、約130万件のファイルを学習させた社内情報検索機能を搭載した。
三井住友フィナンシャルグループは10月6日、社内向けAIアシスタントツール「SMBC-GAI」に、RAG技術を活用し、約130万件のファイルを学習させた社内情報検索機能を搭載したと発表した。
三井住友銀行の従業員向けに導入し、グループ各社への展開を検討する。「国内企業のRAG活用事例として、学習ファイルの量や使用人数において最大級の規模」とアピールしている。
RAG(Retrieval-Augmented Generation)は、AIが学習済みの情報群から関連性の高い情報を検索・参照し、それをもとに自然言語で回答を生成する技術で、より正確かつ文脈に即した回答を生成できる。
今回の導入では、社内規程や通達、業務マニュアルなど約130万件にわたるファイルを対象に、体系的にインデックス化。「SMBC-GAI」上で横断的に検索・参照ができ、回答生成時に参照元を提示することも可能だ。
SMBC-GAIは2023年7月にリリース。社内の声を取り入れながら順次機能を追加してきた。今後も、従業員の幅広いニーズに対応するレベルアップを図るとしている。
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