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家庭で使える量産人型ロボ「Figure 03」 安全性に配慮、“足でワイヤレス充電”も可能(2/3 ページ)
ロボット開発企業の米Figureは、人型ロボット「Figure 03」を発表した。従来モデル「Figure 02」の後継に当たり、各性能を強化。家庭での利用を想定し、安全性にも注力した。量産向けに設計しており、今後4年間で10万台の生産を目指す。
家庭向けの“安全設計”、ワイヤレス充電も
Figure 03は、家庭での利用を想定し、安全性も高めた。ボディーや腕などの金属部分を柔らかい布地で覆うことで、挟み込みのリスクを軽減。バッテリーの安全性も高めるため、管理システムやバッテリーセルなどさまざまな側面から対策したという。
音声によるコミュニケーション機能も強化した。Figure 02に比べ、2倍の大きさのスピーカーを搭載。4倍近くの出力を備えるほか、マイク位置も変更し、より自然なやりとりを目指した。
加えて、ワイヤレス充電にも対応する。足に搭載した充電コイルにより、充電スタンドに乗るだけで充電可能。家庭環境であれば、必要に応じて自動的に充電するという。
同日に公開したデモンストレーション映像では、Figure 03が家庭内で家事をこなしている。お盆に載せた食器類を運んでテーブルに置くほか、床に散らばったおもちゃをバスケットに入れる、洗濯機に洗濯物を投入後、洗剤を追加してスタートボタンを押す、乾いた洗濯物を畳むなどさまざま家事をこなす様子が見られる。
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