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AI音声のElevenLabs、評価額1.7兆円に 1年で3倍超
AI音声サービスを手掛ける米ElevenLabsは、5億ドル(780億円、1ドル156円換算、以下同)の資金を調達したと発表した。評価額は110億ドル(1兆7160円)に達し、1年前の3倍以上という。
AI音声サービスを手掛ける米ElevenLabsは2月4日、5億ドル(780億円、1ドル156円換算、以下同)の資金を調達したと発表した。評価額は1年間で3倍超になり、110億ドル(1兆7160円)に達したという。
シリーズDラウンドとして、ベンチャーキャピタルの米Sequoia Capitalなどから調達した。資金はAI音声の研究開発に加え、音声会話型のAIエージェントサービス「ElevenAgents」の拡販などに充てる。
ElevenLabsは2022年に設立され、独自のAI音声を開発している。25年4月には、日本法人のElevenLabs Japan(東京都千代田区)を設立。11月には、大手声優事務所のエイティワンプロデュース(東京都渋谷区)などと協力し、声優や俳優の声の権利保護と、日本語以外の多言語化を目指す団体「声の保護と多言語化協会」を設立している。
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