2025国際ロボット展:
スズキは、「2025国際ロボット展」において、開発中の「モビリティ連携基盤」を用いたインフラ管制自動走行システムのデモンストレーションを披露した。
製造マネジメントニュース:
NTT、NTTドコモビジネス、Mujinが資本業務提携契約を締結した。MujinはシリーズDラウンドの初回クローズで総額364億円の資金調達を発表しており、このうち209億円の第三者割当増資にNTTとNTTドコモビジネスが参加する形でMujinへの出資を行った。
製造ITニュース:
リコージャパンとネクスタは、両社が主要顧客とする中堅中小製造業のDX推進への貢献を目指して資本業務提携契約を締結した。リコージャパンは、同社のDXエコシステムによって付加価値を高めたネクスタの中堅中小製造業向けクラウドサービス「SmartF」を、2030年までに1000社に導入する目標を掲げる。
EdgeTech+ 2025:
東芝情報システムは、「EdgeTech+ 2025」において、組み込み機器向け量子インスパイアード技術の参考展示を行った。
IIFES 2025:
日立製作所は、「IIFES 2025」において、複数メーカーのロボットや制御システムと、製造ITシステムの連携によって構築された組み立てラインのデモンストレーションを披露した。
EdgeTech+ 2025:
CRI・ミドルウェアは、「EdgeTech+ 2025」において、Open SDV InitiativeのビークルAPIを基に開発したSDV体験シミュレーション環境「MESH」を披露した。
自動運転技術:
HERE Technologies(HERE)が位置情報プラットフォームの事業展開について説明。会見では、同社でアジア太平洋地域を担当するディオン・ニューマン氏が、中国の自動車メーカーが業界を再定義する勢いで開発のスピードを加速させていることを強調した。
車載ソフトウェア:
QNXがSDVの開発に関するグローバル調査について説明。調査結果では、日本の車載ソフトウェア開発者が海外と比べて、規制への順守に困難を感じていたり、自社の開発環境の生産性を低く感じていたりするなど、現状に対して厳しい見方をしていることが分かった。
車載セキュリティ:
パナソニック オートモーティブシステムズ(パナソニックAS)が自動車サイバーセキュリティ分野のソリューション「VERZEUSE」の機能拡張を発表。自動車の機能がソフトウェアによって定義されるSDVへの移行に対応することが狙い。
製造マネジメントニュース:
ソニーグループが2026年3月期(2025年度)第2四半期(7〜9月)の連結業績を発表。第1四半期に引き続き、第2四半期の実績でも過去最高の売上高と利益を更新し、通期業績見通しも上方修正した。
SDVフロントライン:
100年に一度の変革期にさらされている日本の自動車業界が厳しい競争を勝ち抜くための原動力になると見られているのがSDVだ。本連載では、自動車産業においてSDVを推進するキーパーソンのインタビューを掲載していく。第4回は、アップデートを果たした「モビリティDX戦略」の狙いについて経済産業省の斎藤翔太氏に聞いた。
組み込み開発ニュース:
アナログ・デバイセズ(ADI)は、「Visual Studio Code(VSC)」をベースとするオープンソースの組み込み開発環境の新バージョン「CodeFusion Studio 2.0」を発表した。同社製品を用いた組み込み機器へのエッジAIの実装をより容易にするための機能やツールが新たに追加された。
組み込み開発ニュース:
ネクスペリアが、国内外における自動車メーカーの生産活動に影響を与えている同社製半導体の供給再開に向けた取り組みの最新状況について発表。米中政府が制限を緩和する一方で、ネクスペリアの中国法人がオランダ本社の指示管理に従わない問題が新たに発生しているという。
製造マネジメントニュース:
トヨタ自動車は2025年度(2026年3月期)第2四半期の連結業績について説明。米国関税の影響が通期で1兆4500億円の減益要因となる見込みだが、2025年度通期業績見通しは前回予想から上方修正した。
製造マネジメントニュース:
日野自動車と三菱ふそうトラック・バスは、2026年4月1日に発足するARCHIONグループの経営体制について説明した。
組み込み開発ニュース:
イノテックは、自社開発の組み込みCPUボードとBOX PCを展開するINNINGS事業の創立20周年イベントを開催し、小型UPS機能を搭載するBOX PCの最新製品「EMBOX AE1170」を披露した。
Japan Mobility Show 2025:
デンソーは、「Japan Mobility Show(ジャパンモビリティショー) 2025」で開催したプレスカンファレンスにおいて、SiCデバイスを採用した電動車向けの新型インバーターとSDV時代に対応する統合モビリティコンピュータを発表した。
Japan Mobility Show 2025:
シャープは、「Japan Mobility Show(ジャパンモビリティショー) 2025」で開催したプレスカンファレンスにおいて、2027年度をめどに、開発中のコンパクトミニバンタイプのEVを国内で発売すると発表した。
Japan Mobility Show 2025:
ダイハツ工業は、「Japan Mobility Show(ジャパンモビリティショー) 2025」において、新開発の軽自動車用「e-SMART HYBRID」を披露した。ワールドプレミアとして世界初公開した次世代軽自動車のコンセプトカー「K-VISION」に搭載するパワートレインとなっている。
組み込み開発ニュース:
レノボ・エンタープライズ・ソリューションズとニデックが、両社で推進するAIデータセンター向け水冷ソリューションの共同プロモーションについて説明。国内向けにレノボの液体冷却技術「Lenovo Neptune」とニデックのCDUを組み合わせた水冷AIサーバの提案を進める。
モビリティメルマガ 編集後記:
本日のプレスデーからから「Japan Mobility Show 2025」が始まります!
製造マネジメントニュース:
日本自動車工業会(自工会)は「蘭半導体メーカーの情勢について」と題した会長コメントを発表した。この蘭半導体メーカーとは、オランダの汎用ロジック/ディスクリート半導体メーカーであるネクスペリアのことだ。
Japan Mobility Show 2025:
日本自動車工業会 軽自動車委員会は、軽トラックをそのまま露店として用いる「軽トラ市」について説明するとともに、「Japan Mobility Show 2025」の開催期間中である同年11月8日に行われる「軽トラ市 in ジャパンモビリティショー2025」の概要を紹介した。
ロボット開発ニュース:
アステラス製薬と安川電機が共同出資するセラファ・バイオサイエンスが、ロボットとAIを活用して細胞医療製品の研究開発からGMP製造までを可能にする次世代細胞製造プラットフォームの事業展開について説明した。
船舶技術:
NEDOと川崎重工業、ヤンマーパワーソリューション、ジャパンエンジンコーポレーションは、ジャパンエンジンの本社工場に実証用の液化水素燃料供給設備を新たに設置し、舶用水素エンジンの陸上運転を開始したと発表した。
ロボット開発ニュース:
竹中土木とロボットスタートアップの人機一体は、「ハイウェイテクノフェア2025」において、橋梁耐震補強用鋼製ブラケット取付ロボットの実証機を公開した。
人工知能ニュース:
パナソニックHDが画像生成AI技術の新たな成果を発表。推論時にAIが自らの生成結果を振り返って改善する「Reflect-Dit」と、一人称視点の映像や頭部軌道から現在の動作推定や未来の動作予測を可能にする「UniEgoMotion」の2つである。
組み込み開発ニュース:
Bluetooth SIGは、コミュニティーの活動内容や拡大するBluetooth搭載機器の市場、新たな仕様の開発状況などについて説明した。
モビリティメルマガ 編集後記:
そういえば現在放送中の仮面ライダーは久々に二輪車から人型に変形するロボットが登場しているとか。ヤマ発ではなくホンダ案件ですけども……。
人工知能ニュース:
日立製作所はフィジカルAIを中心とした同社のAI戦略アップデートの方向性について説明。フィジカルAIの適用を自社内で先行的に進めることで「世界トップのフィジカルAIの使い手」を目指す。
材料技術:
マツダは、新規事業となる「塗膜耐食性評価サービス」の立ち上げに向けた本格的な事業性検証を実施する。自社開発した塗膜耐食性評価技術が基になっており、数カ月かかる塗装部品の防錆性能の測定を数分〜数十分で定量的に評価できるなどさまざまな特徴を備えている。
Japan Mobility Show 2025:
ヤマハ発動機が「Japan Mobility Show 2025」の出展概要を発表。ワールドプレミアとして、「MOTOROiD」プロジェクトの第3弾となる「MOTOROiD:Λ」、3輪パッケージのフルオープンEVの実走コンセプトモデル「TRICERA proto」などを出展する。
脱炭素:
ダイハツ工業と豊田中央研究所、トヨタ自動車九州は、トヨタ自動車九州の小倉工場において、ダイハツと豊田中研が共同開発したマイクログリッドシステムの実証実験を開始したと発表した。
オートモーティブワールド[秋]2025:
Compal USAは、「第4回 オートモーティブワールド[秋]」において、夜間対応の自動緊急ブレーキに最適な小型軽量の車載遠赤外線カメラソリューションを展示した。
組み込み開発ニュース:
ウエスタンデジタル CEOのアーヴィン・タン氏が事業戦略について説明。大容量化などHDDの技術開発を加速するため、神奈川県藤沢市にある同社拠点をはじめ日本において5年間で10億米ドルを投資する計画である。
ロボット開発ニュース:
NVIDIAは、Google DeepMind、Disney Researchと共同開発してきたロボットシミュレーション用物理モデル「Newton Physics Engine」のβ版をリリースしたと発表した。
製造業IoT:
NTTドコモビジネスは、同社がNaaSと定義するクラウド化したネットワーク機能のサービス「docomo business RINK」の新機能「WANセキュリティ」と、WANセキュリティと同等のセキュリティ機能を標準搭載したIoTサービス「docomo business SIGN」について説明した。
医療機器ニュース:
オリンパスの新CTOであるサヤード・ナヴィード氏が「OLYSENSE」「エンドルミナルロボティクス」「シングルユース内視鏡(SUE)」の3領域を重点プロジェクトとする中長期の技術戦略について説明。今後3〜5年で、これら3領域の新製品を市場投入していく方針である。
オートモーティブワールド[秋]2025:
東芝は、「オートモーティブワールド[秋]2025」において、新開発のLiDARである「Hybrid-3D LiDAR」を披露した。小型かつ軽量で、遠くにある車両や歩行者などを高精細に検知できることなどを特徴とする。
組み込み開発ニュース:
NVIDIAとIntelは、NVIDIAがIntelに50億米ドル(約7400億円)を出資するとともに、データセンターとPCの両分野で協業すると発表した。
組み込み開発ニュース:
NTTと三菱重工業は、大気中のレーザー無線給電で世界最高効率を達成したと発表した。出力1kWのレーザー光を用いて1km先の受光パネルに無線でエネルギーを供給する光無線給電実験を実施し、効率で約15%に当たる152Wの電力を得ることに成功した。
人工知能ニュース:
Armがモバイル機器向けプロセッサIPセットの新たな演算サブシステム(CSS)プラットフォーム「Arm Lumex」を発表。CPUやGPUのブランド名を刷新するとともに、CPUクラスタにAIの演算処理を得意とする新たな拡張命令「SME2」を組み込むことでオンデバイスAIの処理性能を大幅に高めた。
組み込み開発ニュース:
米国半導体メーカーであるQorvoがUWB(Ultra-Wideband)ソリューションについて説明。足元で高級車を中心にデジタルキーへのUWBの採用が広がっており、子どもの車内放置検知システムへの適用も検討が進みつつあるという。
エッジコンピューティング:
リコーPFUコンピューティングが小型組み込みコンピュータの新製品「RICOH iC11000」を発売した。「Intel Atom x7000E/x7000RE」(開発コード:Amston Lake)を搭載しており、最大8コアによる高い処理性能を発揮する一方で、低消費電力とファンレス動作も実現した。
人工知能ニュース:
NTTは、大量のデータから重要な情報を選択してデータ分析を高速化する情報選択AIアルゴリズム群「高速スパースモデリング技術」を確立した。精度を理論保証しつつ従来アルゴリズムと比較して最大73倍の高速化が可能であり「世界最速級」(同社)とする。
エッジコンピューティング:
リコーPFUコンピューティングは、フラグシップ組み込みコンピュータの新製品「RICOH AR8300 モデル320P」を発売した。「第4世代Intel Xeon Scalableプロセッサ」(開発コード:Sapphire Rapids-SP)を最大2基搭載することによる高い演算処理性能などが特徴だ。