元山文菜

「DX」の言葉が市民権を得てどれくらい経ったのでしょうか。会社に導入されると、業務が効率化されるといったイメージがありますが、実態は……。

完全になくならないミス。それに対して、ダブルチェック、トリプルチェック……といった話はよく聞きますが、それでいいの？

前提条件や経緯を全く理解していないのに、思い付きで質問や指示をしてくる上司や偉い人がいます。どのように対応すればよいでしょうか。

その仕事を理解できているのは一人だけになってしませんか。「私にしかわからない特別な業務」とは「属人化の甘い罠」にととらわれているにすぎません。

日々仕事をしていると職場の中にたくさんのルールが存在することに気付きます。しかし、ルールがあることで弊害も……。

とにかく「紙」であることを重要視する職場があります。「わざわざ出力」は私たちを苦しくさせるムダ作業だと言わざるを得ません。

「猛烈に動くこと！　動きまわり続けること！」――。それこそが成果を出す健全な仕事の進め方だと疑わない人がいますが、本当にそうなの？

やり方次第では一度で済むはずなのに、さらに手間をかけさせてくる仕事があります。例えば、仕事のモチベーションを下げる「やりすぎセキュリティ」作業は……。