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上田靖之

1963年日立製作所入社。原子力プラントの研究開発に必要なシステム開発のために情報処理技術を習得。設計、製造、プラント建設のあらゆる場面への情報技術の導入をはかってきた。設計のCAE、CAD、に始まり、工程管理、プロジェクト管理、購買、在庫管理、原価管理、文書管理など対象を限定せず情報共有による簡素なシステムの視点に基づきシステム開発を推進。実務では新型炉の研究開発からプラント建設までを担当。米国GE社、Bechtel社等との連携事業による知見も多い。その後、海外を含む全社の情報システム部門を統括。後に日立化成へ移り、経営システムの情報化推進と情報システムの統括役員としてBPR推進室長、常務取締役、常勤監査役を歴任し人材育成と経営幹部へシステム刷新の必要性を説く。退任後日立製作所支社顧問、コンサルタント会社役員、顧問等にて経営戦略を支援。IIBA日本支部には設立時より参画。研究部会、BABOKRV3、POA概論の翻訳チームに参画。ビジネスアナリシスは思考と行動の基盤であることを平易に伝える努力を続けている。 ■参考資料 ・本記事の内容に関連して、2012年12月から68回にわたりIIBA日本支部のブログに掲載記事された「■https://japan.iiba.org/page/japanese-contents□ビジネスアナリシスを考える■」をIIBA日本支部のホームページにまとめて再掲されています(ダウンロード可:273ページ))。

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日常生活やビジネスの世界で、課題や問題に対応する考え方や解決の方法が整理された概念として提供されるならば、多くの課題や問題に対しても効果的かつ効率的に活用できるはずだ。そのような概念がビジネスアナリシスであれば、誰にとっても理解しやすい概念だ。

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