大小さまざまなシステムの企画から開発・運用保守までトータルで提案するユーニス。社内での受託開発にあたり、急遽開発環境として導入したサーバとウイルスセキュリティ製品は、社内システム管理者の負担も軽減するという嬉しいメリットも生んでいた。
ユーニスは、システム開発、ネットワークソリューション、システムサポート、ヘルプデスクサービスと、ITシステムの開発からサポートサービスまでをトータルで提供するシステムインテグレータだ。従来、客先常駐スタイルでさまざまなシステム開発を行ってきた同社だが、初めて社内で受託開発を行うにあたって開発環境として選んだのが、デルの「PowerEdge SC440」(サーバ)と開発用のクライアントPCだった。必須のウイルスセキュリティには、トレンドマイクロの「ウイルスバスター ビジネスセキュリティ」を選択。
社内開発環境の構築を担当し、セキュリティをはじめとする同社のシステムサポートも担当されているユーニス業務本部ニュービジネス推進室係長の桂田英哉氏に、製品導入のポイントなどを伺った。
ユーニスは、基幹系システム、Web系システムから、マイクロソフトOfficeなどのビジネスアプリケーションを活用した小規模システムまで、さまざまなシステム開発を企画開発から保守運用までトータルで提案している。これまで客先常駐開発が中心だったが、昨年受託開発事業を立ち上げ、社内での開発もスタートすることとなった。中小企業がビジネスを獲得するためには、スピードが非常に重要。そのため、社内で受託開発するにあたっても、早急に開発環境の構築を行う必要があった。
「これまではお客様の会社に常駐して開発を行っていましたが、初めて社内開発を行うにあたって、お客様に納品する環境と同じ環境を社内に持ちたいと思い、急遽導入しました。とにかくあの時は急いでましたね」と桂田氏。
ユーニスでは、サーバとPCを導入する際はウイルスセキュリティ製品を同時に導入するルールになっている。当然ながら、今回の開発環境導入時にもセキュリティ製品は必須だった。しかし、それまで同社の社内に導入されていたウイルスセキュリティ製品は開発対象のデータベースとの相性が悪く、ほかの製品を導入することになった。
ウイルスセキュリティ製品の選定に関しては、「導入を決めたデルのサーバに、トレンドマイクロのウイルスバスター ビジネスセキュリティがセットになっていたので、製品選択に迷うこともなくすんなり決まりました。一緒にハードウェアとソフトウェアを発注できるのは楽でいい」と桂田氏。忙しい担当者にとって、一括発注できることも嬉しいポイントだったという。
情報セキュリティ対策が必須ともいえる現在だが、中小企業の場合は予算とリソース不足から専任の情報システム管理者がいないことがほとんどで、十分な対策が取れていないことも多い。桂田氏も開発などの業務を行いながら情報システム関連のサポート業務をこなす、非常に忙しい毎日を送っている。
「私が管理しているのは、サーバ2台とクライアントPCが約15台。2日に1回ぐらいの頻度でサポートが必要になり、アプリケーションの不具合やネットワークにつながらないといったトラブルで数時間対応します。もちろんセキュリティ関連の問題で呼ばれることもよくありました」と桂田氏。限られたコストの中で情報システムを管理する中小企業で、桂田氏と同様の悩みを抱える人も多いのではないだろうか。
桂田氏に管理の手間を聞いたところ、「ウイルスバスター ビジネスセキュリティは導入時にソフトウェアをインストールして設定を行っただけで、あとは特に何も手がかかっていません。サーバとPCをすべて一括で管理できるので、管理もとても楽になりました」と話す。ウイルスバスター ビジネスセキュリティは最新定義ファイルのアップデートなどもすべて自動で行われ、常に最新技術でウイルスの侵入を防止している。クライアントPC側に定義ファイルのアップデートを促すダイアログが出るといったこともないため、セキュリティ関連の質問も減ったという。
「とにかく、管理には手間がかかりません。ウイルスバスター ビジネスセキュリティを全社的に導入できればサポート業務がかなり楽になるはずです」(桂田氏)。中小企業は、桂田氏のように業務と情報システム管理を兼任する人がシステムを支えている。一元管理できるウイルスセキュリティ製品の導入で、管理とサポートにかかる手間が減ることは、やはり大きなメリットになっているようだ。
同社が受託開発事業を立ち上げるにあたり、開発用クライアントPCと、ファイルサーバを選定、導入する必要があった。
社内に開発環境を持つのは初めてのことで、メーカーの選定から始めた桂田氏。Webなどで製品情報を集め、一次選定をスタートした。複数のメーカー製品を検討し見積もりも依頼したが、「過去にデル製のノートPCを購入したことがあり、担当営業の方もいました。デルのサイトのオンライン見積もりで構成を検討し、すぐに連絡をとって、数日後には導入機種が決まっていましたね。デルの見積もりが一番早かったです」(桂田氏)。早急に開発環境が必要だった同社だが、見積もりが数日後FAXで送られてくるという業者もあるなかで、営業の対応も早かったことがデル製品を選定した理由の1つだという。
今回ユーニスが導入した開発環境は、お客様にそのままご提案し納品する環境でもある。お客様の要望に合わせて最適の製品が見つかるかどうかも重要なポイントだ。その点、「デルはラインアップが豊富で、オプションも豊富。オンライン見積もりで構成を検討できるのも便利でした。今回もぴったりの製品がすぐに見つかりましたよ」と桂田氏。「とにかく納品も急いでほしいと要望し、2週間の予定をさらに短い期間で導入してもらいました。製品選定から導入までトータルで1カ月ぐらいです」(桂田氏)。開発自体にかける期間はわずか6カ月程度で、開発環境の導入にも時間はかけられない。その要求に応えてのスピード納品だった。
「もちろん、信頼性のある会社の製品であることも重視しました。以前から社内サーバとしてデル製品を利用していて信頼はありましたし、営業の方にも相談しやすかったですね。実は、導入時に一番苦労したのは社内稟議を通すことだったのですが、コスト面でもデルはアドバンテージがありました」(桂田氏)
開発環境として導入する製品の信頼性とコスト、そして導入までの素早い対応は、同社の開発品質にも直結する重要なポイントだ。その要求をすべて満たしたのがデルの製品とサービスだったのである。
ユーニスの受託開発事業は始まったばかり。「受託開発は立ち上がったばかりで現在はまだ4名ですが、どんどん人を吸収してすべての開発を社内でできるようにしていきたい」と受託開発の拡大に意欲的な桂田氏。もっと規模の大きな事業所になった際は、開発環境と業務環境を切り分けた環境構築も行っていきたいとのこと。
今回、初めての社内での開発で、お客様に納品する環境と全く同じ開発環境を社内に立ち上げた同社。開発が終了したあとは、その開発環境がそのままお客様に納品されることになる。
桂田氏に開発環境を導入する立場と、管理する立場、2つの立場で今回の導入製品に点数を付けてもらったところ「導入は非常に簡単で、導入後の管理もこれといってなにもしていないのでどちらも10点満点」との高評価。やはり、スピーディに低コストで環境構築できた点と、その後の管理が非常に楽でほとんど手がかかっていないことが高く評価された。
「自分たちで使って間違いないものは、自信を持ってお客様にも勧められます」(桂田氏)と、デルの開発環境とトレンドマイクロのウイルスバスター ビジネスセキュリティを導入した満足度は非常に高かった。
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提供:トレンドマイクロ株式会社
制作:ITmedia Biz.ID編集部/掲載内容有効期限:2007年11月28日