成長する中小企業だから考えたい、セキュリティソフト導入の“合言葉”「ウイルスバスター ビジネスセキュリティ」導入物語

「ふー」。ため息をついたのは総務担当者の藤井祐一。業績好調なITベンチャーのハギワラテクノロジーだが、セキュリティ対策は頭の痛い問題。人員拡大する中で、どのようにセキュリティ対策を実施していけばいいのだろうか。

» 2008年06月02日 10時00分 公開
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 創業10年目を迎えたIT系ベンチャー企業の「ハギワラテクノロジー」。業績もまずまずで数年前から新卒の定期採用も行っている。最近は中途採用も活発で、この4月には会社全体で30人ほどに体制が膨らんできた。

 「ふー」。ため息をついたのは総務担当者の藤井祐一。業績好調なのはいいことだが、創業時から総務を担当する祐一にとっては頭の痛い問題も存在する。実は祐一はセキュリティソフトの導入などを管理する立場でもあるのだ。

 「ITベンチャーだから、ITリテラシーが高い」というのはある種の迷信のようなものだ――。祐一は最近そう感じるようになっていた。会社の設立時であれば、人数も少なく、ことさら目くじら立てずともセキュリティに関する意識は高かった。当然、セキュリティソフトの導入も各員に任せていた。ところが人数が急激に増えてくるに従って、「セキュリティの意識を維持するのが難しくなってきた」と、最近感じているのだ。

 ハギワラテクノロジーでは先日、ある社員のPCがウイルスに感染したという事故が発生していた。顧客情報や機密情報が流出するといった大きな被害こそなかったものの、セキュリティ担当者である祐一はこの事件には無力だった。というのも、被害が発生したPCにインストールされたセキュリティソフトが個人向けのもので、PCを使っていた社員がセキュリティソフトの更新を怠っていたために起きた事故だったからだ。

 「このままだと大変なことになる」。そう考えて、セキュリティソフトの更新を呼び掛けたところ、今度は新たな問題が噴出した。個別の質問があまりにも多かったのである。いちいち対応するのも面倒で、この間も総務部の後輩、鈴木晴美から「藤井さーん、あたしのPCにへんなポップアップが表示されているんですけど」なんていう質問を受けたばかりだった。

祐一 晴美ちゃんのセキュリティ対策ソフト、ライセンスが切れてるみたいだよ。すぐにライセンスを更新して。

晴美 どうやって更新すればいいんですか? もうちょっと教えてください!!

祐一 ええと、ここをクリックするでしょ、そうしたらこの画面になるから、ここにこの番号を入力して……。

晴美 すごーい。ちゃんと買えました。ありがとうございます!

祐一 じゃ、もう大丈夫だ!

晴美 あ、また……。

祐一 また、なに?

晴美 同じようなポップアップが……

祐一 あ、これは別に問題ないから、「OK」にして…。

晴美 ふーん、「OK」なんだー。よかったー。

祐一 (ようやく終わったよ……)

 「これじゃあ時間がいくらあっても足りない! うーん、何とかもっと楽に一括管理できる、いいセキュリティソフトはないのかなあ」――。

セキュリティ担当者は兼務――なのに重くのしかかる問題

 IT企業に関わらず中小企業では、ハギワラテクノロジーのような悩みを抱えているという。人員が増えることで、それまで社員が個別に個人向けセキュリティ対策製品を導入して対応してきた問題が、セキュリティ担当者に一挙にのしかかるというわけだ。

 実際に個人向け製品から一元管理のできる法人製品に切り替えた、あるセキュリティ担当者はこう指摘する。「個人向け製品を個別に使っていた時は、『(社内で)何が起こっているか分からない』という怖さを感じていた」。実際、ライセンスの管理やウイルス定義ファイルの更新など、個人向け製品では一括管理は難しい。セキュリティの担当者であれば、一括管理できるソフトを導入し、社内の状況を常に把握したいというのも当然だろう。

 ほかにも、個人向け製品では一般的なポップアップによるアラートもクセモノだ。個人向け製品を使っていた医療法人の担当者は、「ライセンスが切れたり、定義ファイルを更新したりする時に表示されるポップアップに不安を覚えるユーザーもいる」と漏らす。

 不安を覚えたユーザーは、当然セキュリティ担当者に質問する。ここでもう1つの問題が発生するのである。それはセキュリティ担当者が“社内のヘルプデスク化”してしまい、本来の業務がおろそかになってしまうことだ。特に、中小企業の場合、セキュリティ担当者がほかの業務を兼務していることが多く、セキュリティばかりに時間を割いてもいられない。できれば、セキュリティ対策はオールインワンで簡単操作、一括管理できるソフトを選びたい――のだ。

 そこで、注目したいのがトレンドマイクロの「ウイルスバスター ビジネスセキュリティ」だ。個人向け「ウイルスバスター」シリーズがPC10台未満、法人向け「ウイルスバスターコーポレートエディション」がPC100台以上の規模をサポートするのに対して、ビジネスセキュリティはその中間。10〜100台という中小企業を対象にしたセキュリティ製品だ。

 ウイルスやスパイウェア対策はもちろん、個人向け製品に比べて管理者向けの機能を大幅に追加。複数のサーバやクライアントPCのインストールや設定管理、定義ファイルの自動更新などを遠隔から一括で実行、社内の更新状況や感染状況もリアルタイムで監視でき、なおかつライセンス更新管理も簡単に把握できる。さらに、公開されたWindowsの脆弱性を自動的にチェックし、セキュリティプログラムを適用していないPCやセキュリティ対策ソフトをインストールしていないPCの検出もできる。

 また、一般的に細かな設定が必要な法人製品に比べて、インストールや設定も簡単で、自動で処理をしてくれる便利な機能を搭載。レポートを自動的に作成してくれる機能や、感染や問題が発生した際には通知メールを送信してくれる機能なども利用できる。いつも管理画面を見ていられない忙しい管理者にはうってつけの機能と言えるだろう。

 このほか、ポップアップ画面を表示しないようにしたり、個々の社員が勝手にアンインストールできないようにしたり、そもそも個々の社員に設定変更をさせないようにするなど、管理者だけでなく、エンドユーザーの不安を軽くし、面倒くささを意識させないインタフェースも好評。操作画面で迷わせずに確実にセキュリティへの脅威を減らす――管理者の負担を減らすだけでなく、エンドユーザーにも安心な作りなのだ。

事例紹介

株式会社ゼロワン 代表取締役専務 小林一彦 様

「PC台数が20台を越えて、管理が限界に。導入の決め手は、管理コンソールでの一元管理です。」

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一括管理、簡単操作、オールインワンが合言葉

晴美 せんぱーい。レポートの出力、終了しました!

祐一 お、ありがとう。ずいぶん早くできるようになったじゃないか。

晴美 何言ってるんですか、先輩が導入を決めた「ウイルスバスター ビジネスセキュリティ」のおかげですよー。

 ハギワラテクノロジーの総務部では、この5月にちょっとした配置転換があった。祐一がそれまで兼務していたセキュリティ担当のアシスタントに晴美が任されたのである。

 この配置転換に前後して、祐一は「ウイルスバスター ビジネスセキュリティ」の導入を決めていた。自分自身の“業務改善”のためだったが、晴美にとっても簡単操作のウイルスバスター ビジネスセキュリティに決めて良かったようだ。


 業績も好調で徐々に人員を拡大してきた中小企業の思わぬ落とし穴にもなりかねないセキュリティ対策。社内リソースの有効活用のためにも、一括管理、簡単操作、オールインワンを合言葉にソフトの導入を図りたい。

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提供:トレンドマイクロ株式会社
企画:アイティメディア営業本部/制作:ITmedia Biz.ID編集部/掲載内容有効期限:2008年6月30日