よく使うファイルの開き方は体で覚えてしまう【チュートリアル編】:シゴトハッカーズ
ファイル整理をしたら、今度はそのファイルにどうやったら高速にアクセスできるかを考えてみましょう。ポイントは“身体で覚えること”です。
よく使うフォルダを「お気に入り」フォルダに登録しておくと、キーボードからワンタッチですぐに開くことができます。
例えば、「project」というフォルダを仕事のメインフォルダとして「お気に入り」に登録しておけば、どのフォルダにでもたった2回のクリックでたどり着くことができます。
マウスを使わず、わずかなキーボード操作だけでフォルダが開ければ、ファイルへのアクセスは速くなります。上の手順で「project」フォルダをお気に入りに登録した場合、キーボードの[Windows]キー→[A]キー→[P]キーを順番に押すだけで、いつでも瞬時に「project」フォルダが開きます。
さらに、そのなかにあるフォルダやファイルの名前の先頭に、ファイル名のイニシャルを半角英字(例えば「Uウミヤマ商事」や、「S請求書20081208.xls」など)で付けておけば、イニシャルのキーと[Enter]キーを順番に押していくだけでファイルを開くことも可能です
ファイルをEvernoteで管理する
もう1つ、対談でご紹介した方法がEvernoteをファイル管理にも使ってしまうというものです。
Evernoteのタグは階層式に上下関係を持たせることができるので、あたかもフォルダのように扱うことができます。しかし、これは実際にはタグであるため、ファイルをまるで複数のフォルダで管理するような感覚で管理できるのです。
例えば、この原稿は「ハッカーズ」というタグの下位にある「ハッカーズ書きかけ」というタグを付けてあります。
しかし同時に、「01プロジェクト」というタグの下位にある「明日提出」というタグを付けておくこともできます。このように、ファイルをフォルダで管理しているように見せかけつつ、タスクリストの一部のように扱うこともできるわけです。
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