ToDoリストで「本日の帰宅時間」を把握するのだ:シゴトハッカーズ
ToDoリストは現在抱えているタスクを把握するには便利ですが、「並んでいるタスクがいつまでに終わるのか」は意外と見えにくいものです。今回は、タスクごとの時間配分を設定するのに適したToDoリストを考えます。
今回はタスク管理と時間管理についてお話したいと思います。さっそくですが、ToDoリストは活用していますか?
はい。出社してメールチェックをしたら、まず「本日のToDoリスト」をチェックしてから最初の作業に入ります。
ToDoをチェックするのには何をお使いですか?
Remember The MilkなどのWebサービスを使っていた時期もありますが、最近は紙の手帳に書きだしたり、メールがそのままToDoになっていることもありますね。
ToDoの記録先がいくつかに分かれているということですね。記録先がそれほど多くないとはいえ、ToDoの見落としによる「もれ」に対する不安はありませんか?
すごくありますね。結局、前日のメールを見ていてタスクを思い出したり、出先での打ち合わせ中にタスクが発生したりするので、記録先がばらばらになってしまうのですが、一元化の手間を考えるとなかなか実行できずにいます。
なるほど。ToDoと時間配分についてもお聞きしたいのですが、いくらその日のToDoリストができあがったとしても、リストからは本当にそれ全部をその日で終わらせられるかどうかは見えにくいですよね。そこでタスクごとに時間配分を行うことになるかとおもいますが、その時間配分は具体的にどのように行っているのでしょうか? 手帳なら手帳にそのまま書いているのでしょうか?
そうですね。手帳にざっとToDoをまとめて、各タスクの横にそれぞれの所要時間を付けていく感じです。メールやテキストエディタなどPCでまとめたToDoの場合は、「Printable Checklist」などのWebサービスを使って紙に印刷することもありますね。この場合も、所要時間の目安をタスクの横に書いておいて、さらに終了予定時刻も書いています。
なるほど。ただ、そうした段取り作業は、毎日行うにしてもけっこう手間のかかるものだと思います。そこで一つ提案なのですが、紙ではなくPC、特にExcelを使って同じようなことをするのはいかがでしょうか――?
(後編に続く)
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