用があって別部署の社員を訪ねたところ、たまたま席を外していてつかまらなかったので、メモに伝言だけ残して帰ってきた――なんてことはよくある。ここで厄介なのは、手元に適当なメモがない場合だ。手帳のページを手でちぎったり、周りの人から付せんをもらってそれに記入したりと、入手に難儀することも少なくない。
解決策として、つねに付せん紙を持ち歩いておく方法が挙げられるが、付せん紙をむき出しのまま持ち歩くとブロックが崩れてバラバラになってしまったり、表紙に当たる台紙がないことから字を書いた面がこすれてしまったりと、使い勝手には難がある。あらかじめ何枚かの付せん紙をノートの内側に貼り付けておくのもひとつの解決策ではあるが、補充を怠るとすぐになくなってしまう上、ノート自体も厚みを増してしまうこともあって、あまりスマートとは言えない。
こうした場合は、付せん紙専用のカバーを用い、日頃から付せんをメモ帳の代用にしてしまうのも一興だ。今回紹介するシヤチハタの「オピニ 持ち歩きふせんカバー」は、一般的な角型(75×75ミリ)サイズの付せんを、メモ帳として使うためのカバーである。見た目はちょっとした手帳のようになるので、持ち歩きが容易になるのはもちろん、立った姿勢のままでも問題なくメモを取れるようになる。
手帳として使う場合、1ページが1枚の付せんであることから、消費のスピードはかなり早くなってしまう。とはいえ、標準サイズの付せんがそのまま使えることから、補充も簡単だ。最大100枚の付せんがセットできるので、しばらく補充を怠っても、一気に使い切ってしまうことは少ないはずだ。
素材は合皮製で、薄いながらもクッション素材が仕込まれているため、手に持った時のフィット感も良好。サイズ的に胸ポケットに入れるのは難しいが、スーツの内ポケットや腰のポケットであればフィットするだろう。留め具がついているので、バッグの中に入れても開かないのもグッドだ。
| 製品名 | 実売価格 | 発売元 |
|---|---|---|
| ■オピニ 持ち歩きふせんカバー■ | 735円 | シヤチハタ |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- LifeHack
油性とゲルで“使い分け”――シヤチハタがインクの異なるマルチペン
シヤチハタは、多機能ボールペン「オピニ使い分けボールペン」を10月22日に発売する。油性ボールペン(赤と黒)とゲルボールぺン(黒)をまとめた。価格は525円。替芯は各色ともに84円。
深澤直人デザインのネームペンにマルチペン
くびれてる印鑑付きのボールペンとして話題になったシヤチハタの「ネームペン サイン」。このデザインを受け継いだマルチペンが「ネームペン キャップレスエクセレント」だ。
ボスの予定もチェックしてる?
ISOTの記事が多数ランクインした今回のランキング。実はまだ紹介しきれていない製品もある。上司の予定をチェックできる「ボス欄」付き手帳や、懐かしいデザインを採用したノートなど。まとめて紹介しよう。





